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ビオプテン顆粒2.5%
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ビオプテン顆粒2.5%の基本情報

ビオプテン顆粒2.5%の概要

商品名 ビオプテン顆粒2.5%
一般名 サプロプテリン塩酸塩顆粒
薬価・規格 3706.8円 (2.5%0.4g1包)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 顆粒
内用薬 > 散剤 > 顆粒のアイコン
製造会社 第一三共
ブランド ビオプテン顆粒2.5% 他
YJコード 3999012D1023
レセプト電算コード 613990090
添付文書PDFファイル

ビオプテン顆粒2.5%の主な効果と作用

  • 先天的に欠損している代謝酵素を補充する働きがあります。
  • 高フェニルアラニン血症を治療するお薬です。

ビオプテン顆粒2.5%の用途

  • ジヒドロビオプテリン合成酵素欠損の異型高フェニルアラニン血症の血清フェニルアラニン値低下
  • ジヒドロビオプテリン合成酵素欠損の高フェニルアラニン血症の血清フェニルアラニン値低下
  • ジヒドロプテリジン還元酵素欠損の異型高フェニルアラニン血症の血清フェニルアラニン値低下
  • ジヒドロプテリジン還元酵素欠損の高フェニルアラニン血症の血清フェニルアラニン値低下
  • テトラヒドロビオプテリン反応性フェニルアラニン水酸化酵素欠損の高フェニルアラニン血症の血清フェニルアラニン値低下
  • テトラヒドロビオプテリン反応性フェニルアラニン水酸化酵素欠損のテトラヒドロビオプテリン反応性高フェニルアラニン血症の血清フェニルアラニン値低下

ビオプテン顆粒2.5%の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

痙攣、下痢、肝機能異常、AST増加、ALT増加、γ-GTP増加、どもり、多幸気分、不機嫌、ジスキネジー、ミオクローヌス

上記以外の副作用

意識レベル低下、筋緊張亢進、会話障害、嘔吐、流涎過多、白血球数増加、血小板数増加、ヘモグロビン減少、白血球分画異常、リンパ球数増加、好塩基球数増加、斜視、眼運動障害、尿蛋白陽性、過敏症、アレルギー反応、発疹、興奮、運動過多、睡眠障害、頭痛、反射亢進、浮動性めまい、振戦、腹痛、悪心、鼓腸、排便回数増加、消化不良、胃炎、食道炎、食道痛、口腔咽頭痛、咽喉頭疼痛、咽頭炎、頻尿、多尿、遺尿、疲労、食欲減退

ビオプテン顆粒2.5%の用法・用量

  • 〈異型高フェニルアラニン血症〉通常、サプロプテリン塩酸塩として1日2~5mg/kgを1~3回に分割経口投与するが、血清フェニルアラニン値が正常域に維持される用量をもって、有効維持量とする
  • 〈テトラヒドロビオプテリン反応性高フェニルアラニン血症〉通常、サプロプテリン塩酸塩として1日10mg/kg(1~3回に分割経口投与)から投与を開始し、臨床症状等の観察を行いながら、年齢に相応した血清フェニルアラニン値の目標値に維持される用量をもって、有効維持量とする
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈テトラヒドロビオプテリン反応性高フェニルアラニン血症〉原則として1日20mg/kgを超える投与は行わないこと(1日20mg/kgを超える使用経験は少ない)
  • 7.2. 〈テトラヒドロビオプテリン反応性高フェニルアラニン血症〉公表されている治療指針の年齢に相応した血清フェニルアラニン値の維持範囲を治療の目標値とすること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ビオプテン顆粒2.5%の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ビオプテン顆粒2.5%の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
レボドパ 興奮性、易刺激性

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