カナリア配合錠の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
便秘、浮動性めまい、感覚鈍麻、裂肛、消化器カンジダ症、心筋梗塞、高血圧、起立性低血圧、膀胱炎、尿閉、湿疹
起こる可能性のある重大な副作用
低血糖、低血糖症状、重篤な低血糖症状、意識消失、脱水、口渇、多尿、頻尿、血圧低下、脳梗塞、血栓・塞栓症、ケトアシドーシス、糖尿病性ケトアシドーシス、腎盂腎炎、フルニエ壊疽、敗血症、外陰部壊死性筋膜炎、会陰部壊死性筋膜炎、敗血症性ショック、腸閉塞、高度便秘、腹部膨満、持続する腹痛、嘔吐、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、間質性肺炎、咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音異常、捻髪音、類天疱瘡、水疱、びらん、急性膵炎、持続的な激しい腹痛
上記以外の副作用
発疹、酒さ、足部白癬、耳不快感、外陰部腟カンジダ症、亀頭包皮炎、外陰腟そう痒症、陰部そう痒症、血中ケトン体増加、血中ブドウ糖減少、疲労、熱中症、上腹部痛、悪心、下痢、皮膚そう痒症、空腹、関節痛
カナリア配合錠の用法・用量
- 通常、成人には1日1回1錠(テネリグリプチン/カナグリフロジンとして20mg/100mg)を朝食前又は朝食後に経口投与する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
利尿剤 |
脱水、糖尿病性ケトアシドーシス、高浸透圧高血糖症候群、脳梗塞、血栓・塞栓症 |
糖尿病用薬 |
低血糖症状 |
スルホニルウレア系薬剤 |
低血糖症状、低血糖のリスクが増加 |
速効型食後血糖降下剤 |
低血糖症状、低血糖のリスクが増加 |
α-グルコシダーゼ阻害剤 |
低血糖症状 |
ビグアナイド系製剤 |
低血糖症状 |
チアゾリジン系薬剤 |
低血糖症状 |
GLP-1アナログ |
低血糖症状 |
インスリン製剤 |
低血糖症状、低血糖のリスクが増加 |
QTを延長する薬剤 |
QT延長 |
1a群不整脈用剤 |
QT延長 |
キニジン硫酸塩水和物 |
QT延長 |
プロカインアミド塩酸塩 |
QT延長 |
3群不整脈用剤 |
QT延長 |
アミオダロン塩酸塩 |
QT延長 |
ソタロール塩酸塩 |
QT延長 |
ジゴキシン |
Cmax及びAUCがそれぞれ36%及び20%上昇 |
リファンピシン類 |
カナグリフロジンのCmax及びAUCがそれぞれ28%及び51%低下 |
フェニトイン |
カナグリフロジンのCmax及びAUCがそれぞれ28%及び51%低下 |
フェノバルビタール |
カナグリフロジンのCmax及びAUCがそれぞれ28%及び51%低下 |
リトナビル |
カナグリフロジンのCmax及びAUCがそれぞれ28%及び51%低下 |
炭酸リチウム |
作用が減弱 |