処方薬
ジャヌビア錠12.5mg
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ジャヌビア錠12.5mgの基本情報

ジャヌビア錠12.5mgの概要

商品名 ジャヌビア錠12.5mg
一般名 シタグリプチンリン酸塩水和物錠
薬価・規格 50.0円 (12.5mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 MSD
ブランド ジャヌビア錠25mg 他
YJコード 3969010F4033
レセプト電算コード 622277501
識別コード MSD
添付文書PDFファイル

ジャヌビア錠12.5mgの主な効果と作用

  • 糖尿病を治療するお薬です。
  • 血糖を一定に保つ物質を分解する酵素の働きをおさえ、血糖値を改善する働きがあります。

ジャヌビア錠12.5mgの用途

ジャヌビア錠12.5mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

腹痛、便秘、浮動性めまい、感覚鈍麻、糖尿病網膜症悪化、回転性めまい、上室性期外収縮、心室性期外収縮、動悸、鼻咽頭炎、腹部不快感

起こる可能性のある重大な副作用

低血糖、アナフィラキシー反応、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、剥脱性皮膚炎、重篤な低血糖症状、低血糖症状、意識消失、肝機能障害、黄疸、著しいAST上昇、著しいALT上昇、急性腎障害、急性膵炎、持続的な激しい腹痛、嘔吐、出血性膵炎、壊死性膵炎、間質性肺炎、咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音異常、捻髪音、腸閉塞、高度便秘、腹部膨満、持続する腹痛、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、血小板減少、類天疱瘡、水疱、びらん

上記以外の副作用

胃不快感、上腹部痛、悪心、下痢、鼓腸、胃ポリープ、胃炎、萎縮性胃炎、びらん性胃炎、歯周炎、胃食道逆流性疾患、口内炎、肝機能異常、発疹、湿疹、冷汗、多汗症、浮腫、空腹、倦怠感、心電図T波振幅減少、体重増加、赤血球数減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少、白血球数増加、ALT増加、AST増加、γ-GTP増加、血中ビリルビン増加、血中LDH増加、CK増加、血中コレステロール増加、血中尿酸増加、血中尿素増加、血中クレアチニン増加、血中ブドウ糖減少、低比重リポ蛋白増加、血中トリグリセリド増加、尿中蛋白陽性、頭痛、上気道感染、皮膚血管炎、じん麻疹、血管浮腫、皮膚そう痒症、関節痛、四肢痛、背部痛、RS3PE症候群

ジャヌビア錠12.5mgの用法・用量

  • 通常、成人にはシタグリプチンとして50mgを1日1回経口投与する
    • なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら100mg1日1回まで増量することができる
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤は主に腎臓で排泄されるため、腎機能障害のある患者では、次を目安に用量調節すること〔8.3、9.2.1、9.8高齢者の項、16.6.1参照〕
  • 1). 中等度腎機能障害:30mL/min≦CrCl<50mL/min、1.5mg/dL<Cr≦2.5mg/dLの男性、1.3mg/dL<Cr≦2.0mg/dLの女性;通常投与量25mg1日1回、最大投与量50mg1日1回
  • 2). 重度腎機能障害、末期腎不全:CrCl<30mL/min、Cr>2.5mg/dLの男性、Cr>2.0mg/dLの女性;通常投与量12.5mg1日1回、最大投与量25mg1日1回
  • CrCl:クレアチニンクリアランス、Cr:血清クレアチニン値(クレアチニンクリアランスに概ね相当する値)
  • 7.2. 末期腎不全患者については、血液透析との時間関係は問わない〔9.2.1、9.8高齢者の項、16.6.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ジャヌビア錠12.5mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 重症感染症
    • 重症ケトーシス
    • 重篤な外傷
    • 手術前後
    • 糖尿病性前昏睡
    • 糖尿病性昏睡
    • 1型糖尿病
    • 栄養不良状態
    • 過度のアルコール摂取
    • 飢餓状態
    • 腎機能障害
    • 腸閉塞
    • 低血糖
    • 脳下垂体機能不全
    • 激しい筋肉運動
    • 不規則な食事摂取
    • 副腎機能不全
    • 食事摂取量不足
    • 中等度腎機能障害
    • 重度腎機能障害
    • 腹部手術
    • 1.3mg/dL<Cr≦2.0mg/dLの女性
    • 1.5mg/dL<Cr≦2.5mg/dLの男性
    • 末期腎不全
    • Cr>2.0mg/dLの女性
    • Cr>2.5mg/dLの男性
    • 血液透析を要する末期腎不全
    • 腹膜透析を要する末期腎不全
    • 30mL/min≦CrCl<50mL/min
    • CrCl<30mL/min

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ジャヌビア錠12.5mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
糖尿病用薬 低血糖
インスリン製剤 低血糖、低血糖のリスクが増加
スルホニルウレア系薬剤 低血糖、低血糖のリスクが増加
チアゾリジン系薬剤 低血糖
ビグアナイド系製剤 低血糖
α-グルコシダーゼ阻害剤 低血糖
速効型食後血糖降下剤 低血糖、低血糖のリスクが増加
GLP-1アナログ 低血糖
SGLT2阻害剤 低血糖
ジゴキシン 血漿中濃度がわずかに増加

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ジャヌビア錠12.5mgに関係する解説

DPP-4阻害薬

  • ジャヌビア錠12.5mgは、DPP-4阻害薬に分類される。
  • DPP-4阻害薬とは、体内でインスリン分泌を促す物質の作用を強め、血糖値を下げる薬。

DPP-4阻害薬の代表的な商品名

  • グラクティブ、ジャヌビア
  • エクア
  • ネシーナ
  • トラゼンタ
  • テネリア
  • スイニー
  • オングリザ
  • ザファテック
  • マリゼブ
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