処方薬
ピオグリタゾン錠15mg「モチダ」
後発

ピオグリタゾン錠15mg「モチダ」の基本情報

ピオグリタゾン錠15mg「モチダ」の概要

商品名 ピオグリタゾン錠15mg「モチダ」
一般名 ピオグリタゾン塩酸塩錠
薬価・規格 12.7円 (15mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 持田製薬販売
ブランド ピオグリタゾン錠15mg「モチダ」 他
YJコード 3969007F1202
レセプト電算コード 622078301
識別コード MO352
添付文書PDFファイル

ピオグリタゾン錠15mg「モチダ」の主な効果と作用

  • 糖尿病を治療するお薬です。
  • インスリンの働きを高めることにより、血糖値を下げる働きがあります。

ピオグリタゾン錠15mg「モチダ」の用途

ピオグリタゾン錠15mg「モチダ」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

CK上昇、LDH上昇、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、貧血、白血球減少、血小板減少、血圧上昇、心電図異常、胸部圧迫感

起こる可能性のある重大な副作用

浮腫、心不全、心不全増悪、急激な体重増加、心不全症状、息切れ、動悸、心胸比増大、胸水、肝機能障害、黄疸、著しいAST上昇、著しいALT上昇、著しいAl-P上昇、低血糖症状、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、間質性肺炎、発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音異常、捻髪音、胃潰瘍再燃

上記以外の副作用

顔面潮紅、過敏症、発疹、湿疹、そう痒、悪心、嘔吐、胃部不快感、胸やけ、腹痛、腹部膨満感、下痢、便秘、食欲亢進、食欲不振、γ-GTP上昇、めまい、ふらつき、頭痛、眠気、倦怠感、しびれ、BUN上昇、カリウム上昇、総蛋白低下、カルシウム低下、尿蛋白増加、体重増加、骨折、糖尿病性黄斑浮腫、黄斑浮腫、糖尿病性黄斑浮腫増悪、視力低下、関節痛、ふるえ、急激な血糖下降、糖尿病性網膜症悪化

ピオグリタゾン錠15mg「モチダ」の用法・用量

  • 〈食事療法、運動療法のみの場合及び食事療法、運動療法に加えてスルホニルウレア剤又はα-グルコシダーゼ阻害剤若しくはビグアナイド系薬剤を使用する場合〉通常、成人にはピオグリタゾンとして15~30mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する
    • なお、性別、年齢、症状により適宜増減するが、45mgを上限とする
  • 〈食事療法、運動療法に加えてインスリン製剤を使用する場合〉通常、成人にはピオグリタゾンとして15mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する
    • なお、性別、年齢、症状により適宜増減するが、30mgを上限とする
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 浮腫が比較的女性に多く報告されているので、女性に投与する場合は、浮腫の発現に留意し、1日1回15mgから投与を開始することが望ましい〔8.1、11.1.2参照〕
  • 7.2. 1日1回30mgから45mgに増量した後に浮腫が発現した例が多くみられているので、45mgに増量する場合には、浮腫の発現に留意すること〔8.1、11.1.2参照〕
  • 7.3. インスリンとの併用時においては、浮腫が多く報告されていることから、1日1回15mgから投与を開始すること
  • インスリンとの併用時、本剤を増量する場合は浮腫及び心不全症状・徴候を十分に観察しながら慎重に行うこと(ただし、1日量として30mgを超えないこと)〔8.1、11.1.1、11.1.2参照〕
  • 7.4. 高齢者では、1日1回15mgから投与を開始することが望ましい〔9.8高齢者の項参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ピオグリタゾン錠15mg「モチダ」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 重症感染症
    • 重症ケトーシス
    • 重篤な外傷
    • 重篤な肝機能障害
    • 重篤な腎機能障害
    • 手術前後
    • 心不全
    • 糖尿病性前昏睡
    • 糖尿病性昏睡
    • 1型糖尿病
    • 膀胱癌治療中
    • 膀胱癌
    • 肝機能障害<重篤な肝機能障害を除く>
    • 腎機能障害<重篤な腎機能障害を除く>
    • 栄養不良状態
    • 過度のアルコール摂取
    • 肝機能障害
    • 飢餓状態
    • 低血糖
    • 脳下垂体機能不全
    • 激しい筋肉運動
    • 不規則な食事摂取
    • 副腎機能不全
    • 食事摂取量不足
    • 心不全発症のおそれのある狭心症
    • 心不全発症のおそれのある高血圧性心疾患
    • 心不全発症のおそれのある心筋梗塞
    • 心不全発症のおそれのある心筋症
    • 心不全発症のおそれのある心疾患

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ピオグリタゾン錠15mg「モチダ」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
糖尿病用薬 低血糖
スルホニルウレア系薬剤 低血糖
ビグアナイド系製剤 低血糖
速効型食後血糖降下剤 低血糖
α-グルコシダーゼ阻害剤 低血糖
DPP-4阻害剤 低血糖
GLP-1アナログ 低血糖
インスリン製剤 低血糖
糖尿病用薬及び糖尿病用薬の血糖降下作用を増強する薬剤 本剤のインスリン抵抗性改善作用が加わる
β-遮断剤 本剤のインスリン抵抗性改善作用が加わる
サリチル酸製剤 本剤のインスリン抵抗性改善作用が加わる
モノアミン酸化酵素阻害剤 本剤のインスリン抵抗性改善作用が加わる
フィブラート系の高脂血症治療薬 本剤のインスリン抵抗性改善作用が加わる
ワルファリン 本剤のインスリン抵抗性改善作用が加わる
糖尿病用薬及び糖尿病用薬の血糖降下作用を減弱する薬剤 本剤のインスリン抵抗性改善作用が加わる
エピネフリン 本剤のインスリン抵抗性改善作用が加わる
副腎皮質ホルモン剤 本剤のインスリン抵抗性改善作用が加わる
甲状腺ホルモン剤 本剤のインスリン抵抗性改善作用が加わる
リファンピシン類 ピオグリタゾンのAUCが54%低下
CYP2C8を誘導する薬剤 ピオグリタゾンのAUCが54%低下

ピオグリタゾン錠15mg「モチダ」と主成分が同じ薬

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ピオグリタゾン錠15mg「モチダ」に関係する解説

チアゾリジン薬(インスリン抵抗性改善薬)

  • ピオグリタゾン錠15mg「モチダ」は、チアゾリジン薬(インスリン抵抗性改善薬)に分類される。
  • チアゾリジン薬(インスリン抵抗性改善薬)とは、血糖を下げるホルモンであるインスリンの抵抗性を改善し、組織(筋肉、脂肪)での糖(ブドウ糖)取り込みや糖利用の改善、肝臓での糖放出を抑えることで血糖値を改善する薬。

チアゾリジン薬(インスリン抵抗性改善薬)の代表的な商品名

  • アクトス
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