処方薬
ミッドペリック135腹膜透析液
先発

ミッドペリック135腹膜透析液の基本情報

ミッドペリック135腹膜透析液の概要

商品名 ミッドペリック135腹膜透析液
一般名 腹膜透析液(5-1)
薬価・規格 770.0円 (1.5L1袋)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 テルモ
ブランド ミッドペリック135腹膜透析液 他
YJコード 3420412A1049
レセプト電算コード 620829801
添付文書PDFファイル

ミッドペリック135腹膜透析液の主な効果と作用

  • 血液中の老廃物や有害物質を取り除き、水分やミネラルを調節します。

ミッドペリック135腹膜透析液の用途

ミッドペリック135腹膜透析液の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

筋痙攣、腹部膨満感、下痢、便秘、痔、腸閉塞、悪心、嘔吐、腹痛、高血圧、高トリグリセライド血症

起こる可能性のある重大な副作用

循環器障害、循環血液量減少、低血圧、ショック、高血糖

上記以外の副作用

食欲不振、低カリウム血症、高カルシウム血症、高コレステロール血症、低HDLコレステロール血症、低蛋白血症、高脂血症、肥満症、代謝性アルカローシス、高乳酸血症、鼠径部ヘルニア、皮下水腫、牽引痛、立ちくらみ、下腿のつれ、陰嚢水腫、排液困難、排液混濁、低γ-グロブリン血症、浮腫、発熱、除水機能低下、蛋白喪失、アミノ酸喪失、水溶性ビタミン喪失

ミッドペリック135腹膜透析液の用法・用量

  • 透析治療を目的とし、腹腔内に注入して使用する
  • 通常成人では、1回1.5~2Lを腹腔内に注入し、4~8時間滞液し、効果期待後に排液除去する
  • 以上の操作を1回とし、ミッドペリック135腹膜透析液、ミッドペリック250腹膜透析液及びミッドペリック400腹膜透析液を適宜組み合わせるか又は単独使用して、通常1日当たり4回の連続操作を継続して行う
    • なお、注入量、滞液時間、操作回数は症状、血液生化学値及び体液異常、年齢、体重等により適宜増減する
  • 注入及び排液速度は通常300mL/分以下とする
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 注入量及び交換回数注入量(容量設定)は、次を目安とし、また交換回数は通常1日4回とする
  • 1). 体重50kg未満:1.5L容量を使用し、交換回数は通常1日4回とする
  • 2). 体重50kg以上:2L容量を使用し、交換回数は通常1日4回とする
    • なお、2L貯留を行っている患者で透析不足による尿毒症症状(全身倦怠感、食欲不振、不眠等)が認められる場合、患者の腹腔内容積や肺活量に応じて1日の透析量を増やすことを考慮すること
  • 7.2. 組合せ処方ミッドペリック135腹膜透析液、ミッドペリック250腹膜透析液及びミッドペリック400腹膜透析液の1日の組合せ処方は、次の推定除水量を参考とすること
  • 1). 1日の組合せ処方がミッドペリック250腹膜透析液1、ミッドペリック400腹膜透析液3:1.5L容量の推定除水量2000mL、2L容量の推定除水量2550mL
  • 2). 1日の組合せ処方がミッドペリック250腹膜透析液2、ミッドペリック400腹膜透析液2:1.5L容量の推定除水量1800mL、2L容量の推定除水量2300mL
  • 3). 1日の組合せ処方がミッドペリック135腹膜透析液1、ミッドペリック400腹膜透析液3:1.5L容量の推定除水量1800mL、2L容量の推定除水量2300mL
  • 4). 1日の組合せ処方がミッドペリック250腹膜透析液3、ミッドペリック400腹膜透析液1:1.5L容量の推定除水量1600mL、2L容量の推定除水量2050mL
  • 5). 1日の組合せ処方がミッドペリック135腹膜透析液1、ミッドペリック250腹膜透析液1、ミッドペリック400腹膜透析液2:1.5L容量の推定除水量1600mL、2L容量の推定除水量2050mL
  • 6). 1日の組合せ処方がミッドペリック135腹膜透析液1、ミッドペリック250腹膜透析液2、ミッドペリック400腹膜透析液1:1.5L容量の推定除水量1400mL、2L容量の推定除水量1800mL
  • 7). 1日の組合せ処方がミッドペリック135腹膜透析液2、ミッドペリック400腹膜透析液2:1.5L容量の推定除水量1400mL、2L容量の推定除水量1800mL
  • 8). 1日の組合せ処方がミッドペリック250腹膜透析液4:1.5L容量の推定除水量1400mL、2L容量の推定除水量1800mL
  • 9). 1日の組合せ処方がミッドペリック135腹膜透析液1、ミッドペリック250腹膜透析液3:1.5L容量の推定除水量1200mL、2L容量の推定除水量1550mL
  • 10). 1日の組合せ処方がミッドペリック135腹膜透析液2、ミッドペリック250腹膜透析液1、ミッドペリック400腹膜透析液1:1.5L容量の推定除水量1200mL、2L容量の推定除水量1550mL
  • 11). 1日の組合せ処方がミッドペリック135腹膜透析液2、ミッドペリック250腹膜透析液2:1.5L容量の推定除水量1000mL、2L容量の推定除水量1300mL
  • 12). 1日の組合せ処方がミッドペリック135腹膜透析液3、ミッドペリック400腹膜透析液1:1.5L容量の推定除水量1000mL、2L容量の推定除水量1300mL
  • 13). 1日の組合せ処方がミッドペリック135腹膜透析液3、ミッドペリック250腹膜透析液1:1.5L容量の推定除水量800mL、2L容量の推定除水量1050mL
  • 14). 1日の組合せ処方がミッドペリック135腹膜透析液4:1.5L容量の推定除水量600mL、2L容量の推定除水量800mL
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ミッドペリック135腹膜透析液の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 乳酸代謝障害
    • 腹部挫滅傷
    • 腹部熱傷
    • 横隔膜欠損
    • 高度腹膜癒着
    • 尿毒症に起因する以外の出血性素因
    • 糖代謝障害
    • 腹腔内臓器疾患
    • 腹部ヘルニア
    • 腹部手術直後
    • 腹膜損傷
    • 腹膜癒着
    • 憩室炎
    • 免疫不全
    • 食事摂取不良
    • 腹膜炎
    • 重篤な肺疾患
    • 高度換気障害
    • 高度脂質代謝異常
    • 高度肥満
    • 腰椎障害
    • 人工肛門使用
    • 高度低蛋白血症
    • ジギタリス治療中
    • ステロイド服用
    • 2L貯留を行っている患者で透析不足による尿毒症症状
    • 血清カリウム値が正常
    • 血清カリウム値が低値
    • 大動脈部位における人工血管使用

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ミッドペリック135腹膜透析液の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ジギタリス剤 ジギタリス中毒
ジゴキシン ジギタリス中毒
利尿剤 水及び電解質異常
フロセミド 水及び電解質異常

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