処方薬
ダイアニール-NPD-22.5腹膜透析液
先発
ダイアニール-NPD-22.5腹膜透析液の基本情報
ダイアニール-NPD-22.5腹膜透析液の概要
商品名 | ダイアニール-NPD-22.5腹膜透析液 |
---|---|
一般名 | 腹膜透析液(4-5) |
薬価・規格 | 446.0円 (1L1袋) |
薬の形状 |
注射薬 > 液剤 > 注射液
![]() |
製造会社 | ヴァンティブ |
ブランド | ダイアニール-NPD-21.5腹膜透析液 他 |
YJコード | 3420410A2054 |
レセプト電算コード | 620009163 |
ダイアニール-NPD-22.5腹膜透析液の主な効果と作用
- 血液中の老廃物や有害物質を取り除き、水分や
ミネラル を調節します。
ダイアニール-NPD-22.5腹膜透析液の用途
ダイアニール-NPD-22.5腹膜透析液の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
高コレステロール血症、高トリグリセライド血症、筋痙攣、嘔吐、腹部膨満感、高血圧、低マグネシウム血症、代謝性アルカローシス、食欲不振、低蛋白血症、高血糖
起こる可能性のある重大な副作用
循環血液量減少、低血圧、ショック、被嚢性腹膜硬化症、EPS
上記以外の副作用
肥満、除水不良、ヘルニア、陰嚢水腫、脱水、悪心、腹痛、下痢、便秘、痔核、腹膜炎、息切れ、胸水貯留、蕁麻疹、発疹、紅斑、皮膚そう痒症、低カリウム血症、低ナトリウム血症、低カルシウム血症、低リン血症、高乳酸血症、アミノ酸喪失、水溶性ビタミン喪失、発熱、筋肉痛、筋骨格痛、浮腫、倦怠感
ダイアニール-NPD-22.5腹膜透析液の用法・用量
- 腹腔内に注入し、透析治療を目的とした液として使用する
- 通常、成人では1回1.5~2Lを腹腔内に注入し、4~8時間滞液し、効果期待後に排液除去する
- 以上の操作を1回とし、体液の過剰が1kg/日以上認められる場合、通常ダイアニール-N PD-2 2.5腹膜透析液を1~4回処方し、ダイアニール-N PD-2 1.5腹膜透析液と組み合せて1日あたり3~5回の連続操作を継続して行う
- なお、注入量、滞液時間、操作回数は症状、血液生化学値及び体液の平衡異常、年齢、体重などにより適宜増減する
- 注入及び排液速度は、通常300mL/分以下とする
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. ダイアニール-N PD-2 2.5腹膜透析液は患者の体液の過剰が1kg/日以上の場合に通常1日に1~4回処方し、ダイアニール-N PD-2 1.5腹膜透析液と組み合せて交換使用すること
- 体液過剰の状況は、患者の体重と基準体重とを比較検討し決定する
- 基準体重は浮腫がなく、細胞外液の過剰に基づくと考えられる心不全等の症状がない状態で測定した体重値である
- 7.2. 本剤は2L貯留を施行しているCAPD患者で透析不足による尿毒症症状(全身倦怠感、食欲不振、不眠等)が認められる場合、又は1日5回以上の透析液交換に不都合を感じている場合に、患者の腹腔内容積や肺活量に応じて(体重60kg以上を目安とする)2Lに代え2.5Lを適用する
- 7.3. なお、本剤は使用直前に上室液と下室液の2液をよく混合し、混合後は速やかに使用すること
- <混合操作>7.3.1. バッグを外袋から取り出す
- 7.3.2. 隔壁に開通がないことを確認する
- 7.3.3. 下室側を強くつかみ隔壁側へ押し出すように圧力をかけ、隔壁を開通する
- 7.3.4. 両手で交互に押し、十分混合する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ダイアニール-NPD-22.5腹膜透析液の使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
ダイアニール-NPD-22.5腹膜透析液の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
---|---|
ジギタリス剤 | ジギタリス中毒 |
ジゴキシン | ジギタリス中毒 |
利尿剤 | 水及び電解質異常 |
フロセミド | 水及び電解質異常 |