処方薬
パルナパリンNa透析用200単位/mLシリンジ20mL「フソー」

パルナパリンNa透析用200単位/mLシリンジ20mL「フソー」の基本情報

パルナパリンNa透析用200単位/mLシリンジ20mL「フソー」の概要

商品名 パルナパリンNa透析用200単位/mLシリンジ20mL「フソー」
一般名 パルナパリンナトリウムキット
薬価・規格 940.0円 (4,000低分子量ヘパリン単位20mL1筒)
薬の形状
注射薬 > キット類 > キット類
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製造会社 扶桑薬品
YJコード 3334404G3040
レセプト電算コード 621989402
添付文書PDFファイル

パルナパリンNa透析用200単位/mLシリンジ20mL「フソー」の主な効果と作用

  • 血管の中に血栓ができるのを防ぐ働きがあります。
  • 血液が固まるのを防ぐお薬です。

パルナパリンNa透析用200単位/mLシリンジ20mL「フソー」の用途

  • 血液体外循環時の灌流血液の凝固防止
  • 血液透析の灌流血液の凝固防止
  • 血液ろ過の灌流血液の凝固防止
  • 血液透析ろ過の灌流血液の凝固防止

パルナパリンNa透析用200単位/mLシリンジ20mL「フソー」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

点状出血、貧血、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、胸部圧迫感、両頬のつっぱり感、頭痛、動悸、鼻出血

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、血圧低下、意識低下、呼吸困難、チアノーゼ、蕁麻疹、ヘパリン起因性血小板減少症、HIT、著明な血小板減少、血栓症

上記以外の副作用

過敏症、そう痒感、発疹、脱毛、白斑、出血性皮膚壊死、骨粗鬆症、低アルドステロン症

パルナパリンNa透析用200単位/mLシリンジ20mL「フソー」の用法・用量

  • 本剤を直接投与する
  • 〈出血性病変又は出血傾向を有しない患者の場合〉・ 通常、成人には体外循環開始時、パルナパリンナトリウムとして治療1時間あたり7~13単位/kgを体外循環路内血液に単回投与する
    • なお、体外循環路内の血液凝固状況に応じ適宜増減する
  • ・ 通常、成人には体外循環開始時、パルナパリンナトリウムとして15~20単位/kgを体外循環路内血液に単回投与し、体外循環開始後は毎時6~8単位/kgを抗凝固薬注入ラインより持続注入する
    • なお、体外循環路内の血液凝固状況に応じ適宜増減する
  • 〈出血性病変又は出血傾向を有する患者の場合〉通常、成人には体外循環開始時、パルナパリンナトリウムとして10~15単位/kgを体外循環路内血液に単回投与し、体外循環開始後は毎時6~9単位/kgを抗凝固薬注入ラインより持続注入する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

パルナパリンNa透析用200単位/mLシリンジ20mL「フソー」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

パルナパリンNa透析用200単位/mLシリンジ20mL「フソー」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
血液凝固阻止剤 本剤の作用が出血傾向を増強
血栓溶解剤 本剤の作用が出血傾向を増強
ウロキナーゼ 本剤の作用が出血傾向を増強
組織プラスミノゲンアクチベーター製剤 本剤の作用が出血傾向を増強
サリチル酸製剤 本剤の作用が出血傾向を増強
アスピリン 本剤の作用が出血傾向を増強
血小板凝集抑制作用を有する薬剤 本剤の作用が出血傾向を増強
ジピリダモール 本剤の作用が出血傾向を増強
チクロピジン塩酸塩 本剤の作用が出血傾向を増強
非ステロイド系抗炎症剤 本剤の作用が出血傾向を増強
糖質副腎皮質ホルモン剤 本剤の作用が出血傾向を増強
デキストラン製剤 本剤の作用が出血傾向を増強
テトラサイクリン系抗生物質 本剤の作用が減弱
強心配糖体製剤 本剤の作用が減弱
ジギタリス剤 本剤の作用が減弱
筋弛緩回復剤 本剤の抗凝固作用が増強
スガマデクスナトリウム 本剤の抗凝固作用が増強

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