アミカリック輸液の基本情報

• 低タンパク血症、低栄養状態および手術前後においてアミノ酸、ミネラルおよび水分を補給します。
• タンパク質（アミノ酸）、糖質（ブドウ糖）やミネラルなどを含むお薬です。

• 手術前後のアミノ酸補給
• 手術前後の水分補給
• 手術前後の電解質補給
• 経口摂取不十分の軽度の低栄養状態のアミノ酸補給
• 経口摂取不十分の軽度の低栄養状態の水分補給
• 経口摂取不十分の軽度の低栄養状態の電解質補給
• 経口摂取不十分の軽度の低蛋白血症のアミノ酸補給
• 経口摂取不十分の軽度の低蛋白血症の水分補給
• 経口摂取不十分の軽度の低蛋白血症の電解質補給

アミカリック輸液の副作用

主な副作用

血管痛、静脈炎、局所痛、過敏症、発疹、湿疹、痒み、胸部不快感、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇

上記以外の副作用

浮腫、心悸亢進、アシドーシス、悪寒、熱感、発熱、頭痛、悪心、嘔吐、BUN上昇、代謝異常、高アミラーゼ血症、高トリグリセリド血症、電解質異常、高カリウム血症、蜂巣炎

アミカリック輸液の用法・用量

• 1回500mLを末梢静脈内に点滴静注する
• 投与速度は500mL当たり120分を基準とし、老人、重篤な患者には更に緩徐に注入する
  • なお、年齢、症状、体重により適宜増減するが、最大投与量は1日2500mLまでとする

病気や症状に応じた注意喚起

• 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • アジソン病
  • アミノ酸代謝異常
  • 肝性昏睡
  • 高カリウム血症
  • 甲状腺機能低下症
  • 高窒素血症
  • 高マグネシウム血症
  • 高リン血症
  • 重篤な腎障害
  • 乳酸血症
  • 副甲状腺機能低下症
  • 乏尿
  • 閉塞性尿路疾患により尿量が減少
  • 高カリウム血症を伴わない腎不全
  • 高度アシドーシス
  • 重篤な肝障害
  • 糖尿病
  • うっ血性心不全

患者の属性に応じた注意喚起

• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 妊婦・産婦
  • 授乳婦
  • 高齢者

年齢や性別に応じた注意喚起

• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 高齢者(65歳〜)
• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 高齢者(65歳〜)