パンテチン注10%「小林」の添付文書
添付文書PDFファイル
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効果・効能
パントテン酸欠乏症の予防及び治療。
パントテン酸の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦など)。
次記疾患のうち、パントテン酸欠乏又はパントテン酸代謝障害が関与すると推定される場合:高脂血症、術後腸管麻痺、パントテン酸欠乏又はパントテン酸代謝障害が関与すると推定されるストレプトマイシンによる副作用及びカナマイシンによる副作用の予防及び治療、パントテン酸欠乏又はパントテン酸代謝障害が関与すると推定される急性湿疹・慢性湿疹、パントテン酸欠乏又はパントテン酸代謝障害が関与すると推定される血液疾患の血小板数の改善ならびに出血傾向の改善。
なお、3.の適応に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
用法・用量
パンテチンとして1日20~100mg、血液疾患、術後腸管麻痺には1日200mgを1~2回に分けて、皮下、筋肉内又は静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
消化器:(頻度不明)腹部膨満、腹痛、下痢・軟便、悪心。
使用上の注意
(適用上の注意)
筋肉内注射時:筋肉内注射にあたっては、組織・神経などへの影響を避けるため、次記の点に注意する。
- 筋肉内注射はやむを得ない場合にのみ、必要最少限に行う。なお、筋肉内注射時、繰り返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど筋肉内注射時同一部位への反復注射は行わない。また、低出生体重児、新生児、乳児、小児には特に注意する。
- 筋肉内注射時神経走行部位を避けるよう注意する。
- 注射針を刺入した時、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射する。
アンプルカット時:本品は一点カットアンプルを使用しているので、アンプルカット時にはヤスリを用いず、アンプル頭部のマークが真上にくるように持ち、反対側へ折る。なお、カット時に異物混入を避けるため、カット部分をエタノール綿等で清拭し、カットすることが望ましい。
(取扱い上の注意)
安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験(室温、3年間)の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、パンテチン注200mg「KCC」は通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。