処方薬
FAD錠「15」タツミ
後発

FAD錠「15」タツミの添付文書

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効果・効能

  1. ビタミンB2欠乏症の予防及び治療。

  2. ビタミンB2の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦、激しい肉体労働時等)。

  3. 次記疾患のうち、ビタミンB2欠乏又はビタミンB2代謝障害が関与すると推定される場合:口角炎、口唇炎、舌炎、口内炎、肛門周囲糜爛及び陰部糜爛、急性湿疹・慢性湿疹、脂漏性湿疹、ペラグラ、尋常性ざ瘡、酒さ、日光皮膚炎、結膜炎、びまん性表層角膜炎、角膜部周擁充血、角膜脈管新生。

    なお、前記効能又は効果のうち、「ビタミンB2欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合」の疾患に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきではない。

用法・用量

フラビンアデニンジヌクレオチドとして、1日5~45mgを1~3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

副作用

使用上の注意

(臨床検査結果に及ぼす影響)

尿を黄変させ、臨床検査値に影響を与えることがある。

(適用上の注意)

薬剤投与時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。

(取扱い上の注意)

安定性試験:室温保存(室温、6カ月)、光照射(37℃、1000ルクス、2カ月)及び加温加湿(40℃、湿度80%、3カ月)の各条件下での安定性試験の結果、FAD錠「15」タツミは経時的に安定であると考えられた。