チアミン塩化物塩酸塩注射液10mg「ファイザー」の添付文書
添付文書PDFファイル
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効果・効能
ビタミンB1欠乏症の予防及び治療。
ビタミンB1の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦、激しい肉体労働時など)。
ウェルニッケ脳炎。
脚気衝心。
次記疾患のうち、ビタミンB1欠乏又はビタミンB1代謝障害が関与すると推定される場合:神経痛、筋肉痛・関節痛、末梢神経炎・末梢神経麻痺、心筋代謝障害。
の適応に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
用法・用量
チアミン塩化物塩酸塩として、1日1~50mgを皮下、筋肉内又は静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
重大な副作用(頻度不明)
ショックを起こすことがあるので、観察を十分に行い、血圧降下、胸内苦悶、呼吸困難等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
その他の副作用(頻度不明)
過敏症:発疹が現れることがあるので、このような場合には投与を中止する。
使用上の注意
(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(慎重投与)
薬物過敏症の既往歴のある患者。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児に使用する場合には十分注意する[外国において、ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99~234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が低出生体重児に発現したとの報告がある(本剤は添加剤としてベンジルアルコールを含有している)]。
(適用上の注意)
筋肉内注射時:筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、次記の点に注意する。
- 筋肉内注射はやむを得ない場合にのみ、必要最少限に行う。なお、特に筋肉内注射時同一部位への反復注射は行わない。また、低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児は特に注意する。
- 筋肉内注射時神経走行部位を避けるよう注意する。
- 注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位を変えて注射する。
投与速度:血管痛を起こすことがあるので、注射速度はできるだけ遅くする。
アンプルカット時:本剤はワンポイントアンプルであるが、異物混入を避けるため、アンプルカット部分をエタノール綿等で清拭したのちカットすることが望ましい。
(保管上の注意)
遮光、密封容器。