処方薬
シアリス錠10mg
シアリス錠10mgの基本情報
シアリス錠10mgの概要
商品名 | シアリス錠10mg |
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一般名 | タダラフィル錠 |
薬価・規格 | - 円 (10mg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
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製造会社 | 日本新薬 |
ブランド | シアリス錠5mg 他 |
YJコード | 259000CF2020 |
識別コード | C10 |
シアリス錠10mgの主な効果と作用
陰茎海綿体 の筋肉を弛緩させ、陰茎を勃起させる働きがあります。- 勃起を助けるお薬です。勃起不全(ED)の治療に用います。
シアリス錠10mgの用途
シアリス錠10mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
潮紅、動悸、ほてり、血管拡張、心拍数増加、胸痛、狭心症、頻脈、高血圧、低血圧、霧視
起こる可能性のある重大な副作用
過敏症、発疹、蕁麻疹、顔面浮腫、剥脱性皮膚炎、Stevens-Johnson症候群
上記以外の副作用
眼充血、眼異常感、耳鳴、視覚障害、眼痛、流涙増加、眼刺激、結膜充血、視野欠損、結膜炎、乾性角結膜炎、眼瞼腫脹、消化不良、上腹部痛、悪心、胃食道逆流性疾患、下痢、口内乾燥、胃炎、嘔吐、腹痛、胃不快感、胸部不快感、便秘、腹部膨満、軟便、胃刺激症状、嚥下障害、肝機能異常、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、ALP上昇、腎機能障害、尿酸値上昇、背部痛、筋痛、四肢痛、関節痛、筋痙攣、筋収縮、筋骨格痛、筋骨格硬直、頚部痛、殿部痛、頭痛、めまい、睡眠障害、錯感覚、傾眠、不安、片頭痛、排尿困難、勃起増強、意図しない勃起、鼻閉、鼻炎、副鼻腔うっ血、呼吸困難、喀血、紅斑、多汗、爪囲炎、疲労、無力症、疼痛、体重増加、倦怠感、熱感、末梢性浮腫、粘膜浮腫、口渇、心筋梗塞、心臓突然死、失神、起立性低血圧、色覚変化、回転性眩暈、網膜静脈閉塞、非動脈炎性前部虚血性視神経症、網膜動脈閉塞、食道炎、脳卒中、感覚鈍麻、持続勃起症、勃起延長、鼻出血、咽頭炎、皮膚そう痒症
シアリス錠10mgの用法・用量
- 通常、成人には1日1回タダラフィルとして10mgを性行為の約1時間前に経口投与する
- 10mgの投与で十分な効果が得られず、忍容性が良好と判断された器質性又は混合型勃起不全患者に対しては、20mgに増量することができる
- 軽度又は中等度の肝障害のある患者では10mgを超えないこと
- なお、いずれの場合も1日の投与は1回とし、投与間隔は24時間以上とすること
- 中等度又は重度の腎障害のある患者では、5mgから開始し、投与間隔は24時間以上とすること
- なお、中等度の腎障害のある患者では最高用量は10mgを超えないこととし、10mgを投与する場合には投与間隔を48時間以上とすること
- 重度の腎障害のある患者では5mgを超えないこと
- (用法及び用量に関連する注意)チトクロームP450 3A4<CYP3A4>を強く阻害する薬剤投与中の患者では、本剤の血漿中濃度が上昇することが認められているので、低用量(5mg)から開始し、投与間隔を十分にあける(10mgを投与する場合は投与間隔を48時間以上)など注意して投与し、なお、投与量は10mgを超えないこと〔10.2参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
シアリス錠10mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
シアリス錠10mgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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CYP3A4活性を強力に阻害する薬剤 | 本剤の血漿中濃度が上昇 |
硝酸剤 | 降圧作用が増強し過度に血圧を下降、降圧作用を増強 |
一酸化窒素<NO>供与剤 | 降圧作用が増強し過度に血圧を下降、降圧作用を増強 |
ニトログリセリン | 降圧作用が増強し過度に血圧を下降、降圧作用を増強 |
亜硝酸アミル | 降圧作用が増強し過度に血圧を下降、降圧作用を増強 |
硝酸イソソルビド | 降圧作用が増強し過度に血圧を下降、降圧作用を増強 |
ニコランジル | 降圧作用が増強し過度に血圧を下降、降圧作用を増強 |
sGC刺激剤<ベルイシグアト以外> | 血圧低下 |
リオシグアト | 血圧低下 |
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 | 本剤のAUC及びCmaxが312%及び22%増加 |
ケトコナゾール | 本剤のAUC及びCmaxが312%及び22%増加 |
イトラコナゾール | 本剤のAUC及びCmaxが312%及び22%増加 |
クラリスロマイシン | 本剤のAUC及びCmaxが312%及び22%増加 |
テラプレビル | 本剤のAUC及びCmaxが312%及び22%増加 |
HIVプロテアーゼ阻害剤 | 本剤のAUCが124%増加 |
リトナビル | 本剤のAUCが124%増加 |
インジナビル | 本剤のAUCが124%増加 |
サキナビル | 本剤のAUCが124%増加 |
ダルナビル | 本剤のAUCが124%増加 |
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 | 本剤のAUC及びCmaxがそれぞれ88%及び46%低下 |
リファンピシン類 | 本剤のAUC及びCmaxがそれぞれ88%及び46%低下 |
フェニトイン | 本剤のAUC及びCmaxがそれぞれ88%及び46%低下 |
フェノバルビタール | 本剤のAUC及びCmaxがそれぞれ88%及び46%低下 |
α遮断薬 | 立位収縮期及び拡張期血圧は最大それぞれ9.81及び5.33mmHg下降、失神等の症状を伴う血圧低下 |
ドキサゾシン | 立位収縮期及び拡張期血圧は最大それぞれ9.81及び5.33mmHg下降、失神等の症状を伴う血圧低下 |
テラゾシン | 立位収縮期及び拡張期血圧は最大それぞれ9.81及び5.33mmHg下降、失神等の症状を伴う血圧低下 |
血圧降下剤 | 自由行動下収縮期及び拡張期血圧は最大それぞれ8及び4mmHg下降 |
アムロジピン | 自由行動下収縮期及び拡張期血圧は最大それぞれ8及び4mmHg下降 |
メトプロロール | 自由行動下収縮期及び拡張期血圧は最大それぞれ8及び4mmHg下降 |
エナラプリル | 自由行動下収縮期及び拡張期血圧は最大それぞれ8及び4mmHg下降 |
カンデサルタン | 自由行動下収縮期及び拡張期血圧は最大それぞれ8及び4mmHg下降 |
カルペリチド | 降圧作用が増強 |
ベルイシグアト | 症候性低血圧 |
アルコール<経口> | めまい、起立性低血圧 |
飲食物との組み合わせ注意
- グレープフルーツジュース
- アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>