処方薬
プロウペス腟用剤10mg
プロウペス腟用剤10mgの基本情報
プロウペス腟用剤10mgの概要
商品名 | プロウペス腟用剤10mg |
---|---|
一般名 | ジノプロストン腟内留置用製剤 |
薬価・規格 | - 円 (10mg1個) |
薬の形状 |
外用薬 > その他 > その他
|
製造会社 | フェリング・ファーマ |
YJコード | 24997A2H1020 |
プロウペス腟用剤10mgの主な効果と作用
- 分娩に備えて子宮頚部をやわらかくし、ひろげる働きがあります。
- 分娩に備えて子宮頚部をやわらかくする膣剤です。
プロウペス腟用剤10mgの用途
プロウペス腟用剤10mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
血圧上昇、悪心、発熱、過敏症、頭痛、低血圧、腹痛、嘔吐、下痢、皮膚そう痒症、分娩後出血
起こる可能性のある重大な副作用
胎児機能不全、胎児心拍障害、羊水中胎便、代謝性アシドーシス、アプガースコア低値、過強陣痛、子宮破裂、頸管裂傷、羊水塞栓
上記以外の副作用
臨床的絨毛膜羊膜炎、子宮弛緩、外陰腟灼熱感、性器浮腫、陰唇部浮腫、新生児呼吸窮迫関連症状
プロウペス腟用剤10mgの用法・用量
- 本剤1個を後腟円蓋に挿入し、最長12時間腟内に留置する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤は添付文書の図のように、後腟円蓋に腟軸に対して本剤の長軸が垂直方向になるように挿入する
- 7.2. 本剤投与開始後に次のいずれかに該当する場合は、本剤を速やかに除去すること
- (1). 30分間にわたり規則的で明らかな痛みを伴う3分間隔の子宮収縮(本剤を速やかに除去すること)
- (2). 新たな破水(本剤を速やかに除去すること)
- (3). 本剤投与開始後に人工破膜を行うときは、本剤を速やかに除去すること
- (4). 過強陣痛やその徴候の発現(本剤を速やかに除去すること)〔11.1.1参照〕
- (5). 胎児機能不全やその徴候の発現(本剤を速やかに除去すること)〔11.1.2参照〕
- (6). 悪心、嘔吐、低血圧等の全身性副作用の発現(本剤を速やかに除去すること)
- 7.3. 本剤投与開始12時間以降もジノプロストンが持続的に放出されるため、本剤投与開始から12時間後には、子宮頸管熟化の有無にかかわらず除去すること
- 7.4. 本剤除去後にオキシトシン又はプロスタグランジン製剤あるいは吸湿性頸管拡張材、メトロイリンテル又はプラステロン硫酸エステルナトリウムを使用する場合は、少なくとも1時間以上間隔をあけること〔1.1.3、2.8、2.9、10.1参照〕
- 7.5. 1回の分娩において、本剤を2個以上使用しないこと
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
プロウペス腟用剤10mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
プロウペス腟用剤10mgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
---|---|
オキシトシン製剤 | 過強陣痛 |
ジノプロスト | 過強陣痛 |
プロスタグランジンF2α製剤 | 過強陣痛 |
ジノプロストン<経口剤> | 過強陣痛 |
PGE2<経口剤> | 過強陣痛 |
プラステロン硫酸エステルナトリウム | 過強陣痛 |