処方薬
ディナゲスト錠0.5mg
先発

ディナゲスト錠0.5mgの基本情報

ディナゲスト錠0.5mgの概要

商品名 ディナゲスト錠0.5mg
一般名 ジエノゲスト錠
薬価・規格 104.4円 (0.5mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 持田製薬
YJコード 2499010F3026
レセプト電算コード 622703901
添付文書PDFファイル

ディナゲスト錠0.5mgの主な効果と作用

  • 月経困難症の痛みなどの症状をやわらげるお薬です。
  • 女性(黄体)ホルモンを低下させることにより、子宮内膜細胞の増殖をおさえる働きがあります。

ディナゲスト錠0.5mgの用途

ディナゲスト錠0.5mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

不正出血、貧血、浮腫、頭痛、ほてり、めまい、不眠、動悸、乳房緊満感、乳房痛、外陰部かぶれ

起こる可能性のある重大な副作用

重度貧血、アナフィラキシー、呼吸困難、血管浮腫、蕁麻疹、そう痒感

上記以外の副作用

外陰部かゆみ、ざ瘡、脱毛、傾眠、いらいら感、しびれ感、発疹、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、ビリルビン上昇、肝機能検査値異常、悪心、便秘、胃部不快感、下痢、口内炎、白血球減少、関節痛、倦怠感、耳鳴、体重増加、低エストロゲン症状、不安、抑うつ、発汗、腹痛、乳汁分泌、皮膚乾燥、片頭痛、過敏症、腹部膨満感、嘔吐、背部痛、肩こり、骨塩量低下、疲労、発熱、血糖値上昇、コレステロール上昇

ディナゲスト錠0.5mgの用法・用量

  • 通常、成人にはジエノゲストとして1日1mgを2回に分け、月経周期2~5日目より経口投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)治療に際しては妊娠していないことを確認し、必ず月経周期2~5日目より投与を開始すること
    • また、治療期間中は非ホルモン性の避妊をさせること〔2.2、9.5妊婦の項参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ディナゲスト錠0.5mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 診断のつかない異常性器出血
    • 重度貧血
    • 高度子宮腫大
    • 最大骨塩量に達していない
    • 肝機能障害
    • 子宮内膜症
    • 子宮筋腫
    • 貧血
    • 重度肝機能障害
    • 不正出血が持続
    • 卵巣チョコレート嚢胞
    • うつ状態
    • うつ病
    • 器質的疾患

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ディナゲスト錠0.5mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 本剤の血中濃度が上昇
エリスロマイシン 本剤の血中濃度が上昇
クラリスロマイシン 本剤の血中濃度が上昇、本剤のCmax及びAUCはそれぞれ単独投与時の20%及び86%増加
アゾール系抗真菌剤 本剤の血中濃度が上昇
イトラコナゾール 本剤の血中濃度が上昇
フルコナゾール 本剤の血中濃度が上昇
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 本剤の血中濃度が低下することにより本剤の有効性が減弱
リファンピシン類 本剤の血中濃度が低下することにより本剤の有効性が減弱
フェニトイン 本剤の血中濃度が低下することにより本剤の有効性が減弱
フェノバルビタール 本剤の血中濃度が低下することにより本剤の有効性が減弱
カルバマゼピン 本剤の血中濃度が低下することにより本剤の有効性が減弱
卵胞ホルモン 本剤の効果が減弱
エストラジオール誘導体 本剤の効果が減弱
エストリオール誘導体 本剤の効果が減弱
結合型エストロゲン 本剤の効果が減弱
黄体ホルモン プロゲステロン作用が増強
メドロキシプロゲステロン酢酸エステル製剤 プロゲステロン作用が増強
ノルエチステロン プロゲステロン作用が増強
ジドロゲステロン製剤 プロゲステロン作用が増強

ディナゲスト錠0.5mgと主成分が同じ薬

主成分が同じ薬をすべて見る