処方薬
エピペン注射液0.15mg
先発
エピペン注射液0.15mgの基本情報
エピペン注射液0.15mgの概要
商品名 | エピペン注射液0.15mg |
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一般名 | アドレナリンキット(2) |
薬価・規格 | 9673.0円 (0.15mg1筒) |
薬の形状 |
注射薬 > キット類 > キット類
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製造会社 | ヴィアトリス製薬 |
ブランド | エピペン注射液0.15mg 他 |
YJコード | 2451402G2020 |
レセプト電算コード | 628704702 |
エピペン注射液0.15mgの主な効果と作用
- 蜂の毒、食物および薬品などが原因となるアナフィラキシー反応の治療を補助するお薬です。
エピペン注射液0.15mgの用途
エピペン注射液0.15mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
顔面潮紅、顔面蒼白、頭痛、めまい、不安、振戦、過敏症状、悪心、嘔吐、熱感、発汗
起こる可能性のある重大な副作用
肺水腫、血圧異常上昇、呼吸困難、心停止、頻脈、不整脈、心悸亢進、胸内苦悶
エピペン注射液0.15mgの用法・用量
- 通常、アドレナリンとして0.01mg/kgが推奨用量であり、患者の体重を考慮して、アドレナリン0.15mg又は0.3mgを筋肉内注射する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 通常、成人には0.3mg製剤を使用し、小児には体重に応じて0.15mg製剤又は0.3mg製剤を使用すること
- 7.2. 0.01mg/kgを超える用量、すなわち、体重15kg未満の患者に本剤0.15mg製剤、体重30kg未満の患者に本剤0.3mg製剤を投与すると、過量となるおそれがあるので、副作用の発現等に十分な注意が必要であり、本剤以外のアドレナリン製剤の使用についても考慮する必要があるが、0.01mg/kgを超える用量を投与することの必要性については、救命を最優先し、患者ごとの症状を観察した上で慎重に判断すること〔9.1.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
エピペン注射液0.15mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
エピペン注射液0.15mgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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コカイン | 本剤の作用が増強 |
イソプロテレノール | 不整脈、心停止 |
ノルエピネフリン | 不整脈、心停止 |
カテコールアミン製剤 | 不整脈、心停止 |
アドレナリン作動薬<メチルフェニデート以外> | 不整脈、心停止 |
ハロゲン含有吸入麻酔剤 | 頻脈・心室細動発現の危険性が増大 |
ハロタン | 頻脈・心室細動発現の危険性が増大、心室性期外収縮 |
イソフルラン | 頻脈・心室細動発現の危険性が増大、心室性期外収縮 |
セボフルラン | 頻脈・心室細動発現の危険性が増大、3回以上持続する心室性期外収縮 |
デスフルラン | 頻脈・心室細動発現の危険性が増大、3回以上持続する心室性期外収縮 |
モノアミン酸化酵素阻害剤 | 本剤の作用が増強され血圧の異常上昇 |
三環系抗うつ剤 | 本剤の作用が増強され血圧の異常上昇 |
イミプラミン | 本剤の作用が増強され血圧の異常上昇 |
アミトリプチリン | 本剤の作用が増強され血圧の異常上昇 |
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤 | 本剤の作用が増強され血圧の異常上昇 |
ミルナシプラン | 本剤の作用が増強され血圧の異常上昇 |
抗うつ剤 | 本剤の作用が増強され血圧の異常上昇 |
マプロチリン | 本剤の作用が増強され血圧の異常上昇 |
メチルフェニデート | 本剤の作用が増強され血圧の異常上昇 |
分娩促進剤 | 本剤の作用が増強され血圧の異常上昇 |
オキシトシン製剤 | 本剤の作用が増強され血圧の異常上昇 |
麦角アルカロイド | 本剤の作用が増強され血圧の異常上昇 |
エルゴタミンを含有する製剤 | 本剤の作用が増強され血圧の異常上昇 |
ブチロフェノン系製剤 | 本剤の昇圧作用の反転により低血圧 |
フェノチアジン系薬剤 | 本剤の昇圧作用の反転により低血圧 |
イミノジベンジル系薬剤 | 本剤の昇圧作用の反転により低血圧 |
ゾテピン | 本剤の昇圧作用の反転により低血圧 |
リスペリドン | 本剤の昇圧作用の反転により低血圧 |
α遮断薬 | 本剤の昇圧作用の反転により低血圧 |
ジギタリス剤 | 異所性不整脈 |
キニジン | 心室細動 |
甲状腺ホルモン剤 | 冠不全発作 |
チロキシン製剤 | 冠不全発作 |
非選択的β遮断薬 | 相互の薬剤の効果が減弱、血圧上昇、徐脈 |
プロプラノロール | 相互の薬剤の効果が減弱、血圧上昇、徐脈 |
カルベジロール | 相互の薬剤の効果が減弱、血圧上昇、徐脈 |
ブロモクリプチン | 血圧上昇、頭痛、痙攣 |
血糖降下剤 | 作用を減弱 |
インスリン製剤 | 作用を減弱 |
チアジド系薬剤 | 本剤の作用が減弱 |
トリクロルメチアジド | 本剤の作用が減弱 |
ヒドロクロロチアジド | 本剤の作用が減弱 |
チアジド系類似剤 | 本剤の作用が減弱 |
インダパミド | 本剤の作用が減弱 |
ループ利尿剤 | 本剤の作用が減弱 |
フロセミド | 本剤の作用が減弱 |
カリウム保持性利尿剤 | 本剤の作用が減弱 |
スピロノラクトン | 本剤の作用が減弱 |