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フォリスチム注900IUカートリッジ
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フォリスチム注900IUカートリッジの基本情報

フォリスチム注900IUカートリッジの概要

商品名 フォリスチム注900IUカートリッジ
一般名 フォリトロピンベータ(遺伝子組換え)キット
薬価・規格 43852.0円 (900国際単位1筒)
薬の形状
注射薬 > キット類 > キット類
注射薬 > キット類 > キット類のアイコン
製造会社 MSD
ブランド フォリスチム注50 他
YJコード 2413405G3029
レセプト電算コード 622085601
添付文書PDFファイル

フォリスチム注900IUカートリッジの主な効果と作用

  • 複数の卵胞を発育させるお薬です。
  • 卵巣を刺激する働きがあります。
  • 排卵を誘発するお薬です。

フォリスチム注900IUカートリッジの用途

  • 複数卵胞発育のための調節卵巣刺激
  • 視床下部下垂体機能障害の無排卵の排卵誘発
  • 視床下部-下垂体機能障害の希発排卵の排卵誘発

フォリスチム注900IUカートリッジの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

注射部疼痛、腹部膨満、腹痛、頭痛、腹部腫脹、嘔気、腹痛<産婦人科系>、腫脹、卵巣嚢胞、腹部不快感、便秘

起こる可能性のある重大な副作用

多胎妊娠、流産、卵巣腫大、卵巣捻転、下腹部痛、下腹部緊迫感、腹水貯留、胸水貯留、子宮外妊娠、卵巣過剰刺激症候群、重度卵巣過剰刺激症候群、卵巣過剰刺激症候群急性期、卵巣過剰刺激症候群慢性期、卵巣過剰刺激症候群回復期、ヘマトクリット値低下、水分摂取に伴わない尿排泄量増加、末梢浮腫、肺浮腫、血栓塞栓症、アレルギー反応

上記以外の副作用

下痢、骨盤痛、乳房圧痛、乳房痛、子宮肥大、不正子宮出血、膣出血、挫傷、発赤、かゆみ

フォリスチム注900IUカートリッジの用法・用量

  • 1.複数卵胞発育のための調節卵巣刺激に使用する場合:フォリトロピンベータ(遺伝子組換え)として1日150又は225国際単位を4日間皮下又は筋肉内投与する
  • その後は卵胞の発育程度を観察しながら用量を調整し(75~375国際単位を6~12日間)、平均径16~20mmの卵胞3個以上を超音波断層法により確認した後、ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン製剤により排卵を誘起する
  • 2.視床下部-下垂体機能障害に伴う無排卵及び希発排卵における排卵誘発に使用する場合:フォリトロピンベータ(遺伝子組換え)として1日50国際単位を7日間皮下又は筋肉内投与する
  • その後は卵胞の発育程度を観察しながら用量を調整し(卵巣の反応性が低い場合は、原則として、7日間ごとに25国際単位を増量)、平均径18mm以上の卵胞を超音波断層法により確認した後、ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン製剤により排卵を誘起する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

フォリスチム注900IUカートリッジの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 下垂体腫瘍
    • 過敏症
    • 副腎疾患
    • 甲状腺疾患
    • 子宮内膜癌
    • 乳癌
    • 卵巣腫瘍
    • 原発性卵巣不全
    • ストレプトマイシンに感受性
    • 視床下部腫瘍
    • 診断の確定していない不正出血
    • 多嚢胞性卵巣症候群に起因しない卵巣腫大
    • 多嚢胞性卵巣症候群に起因しない卵巣嚢胞
    • 妊娠に不適切な子宮筋腫
    • 妊娠不能な性器奇形
    • 非性腺内分泌障害
    • 黄体形成ホルモンの基礎分泌の認められない
    • 下垂体疾患
    • エストロゲン依存性悪性腫瘍
    • フラジオマイシンに感受性
    • 子宮内膜症
    • 子宮筋腫
    • 乳房レントゲン像に異常
    • 乳房結節
    • 乳腺症
    • 乳癌家族素因が強い
    • 未治療の子宮内膜増殖症
    • 血栓形成傾向
    • 卵巣嚢胞
    • 卵巣過剰刺激症候群
    • 多嚢胞性卵巣
    • 腹部手術
    • 高リスクを有する
    • 重度肥満<肥満指数30kg/㎡を超える>
    • 第2度無月経
    • 本剤の投与に引き続きヒト絨毛性性腺刺激ホルモン製剤を投与
    • 卵巣捻転

患者の属性に応じた注意喚起

フォリスチム注900IUカートリッジの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
クエン酸クロミフェン 卵胞反応が増強
Gn-RH誘導体 卵胞反応を減弱
胎盤性性腺刺激ホルモン 卵巣過剰刺激症候群

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