イリボー錠2.5μgに関係する解説
5-HT3受容体拮抗薬(過敏性腸症候群治療薬)
- イリボー錠2.5μgは、5-HT3受容体拮抗薬(過敏性腸症候群治療薬)に分類される。
- 5-HT3受容体拮抗薬(過敏性腸症候群治療薬)とは、体内神経伝達物質セロトニンの作用を抑えることで過敏性腸症候群による下痢や腹痛などの症状を改善する薬。
5-HT3受容体拮抗薬(過敏性腸症候群治療薬)の代表的な商品名
- イリボー
商品名 | イリボー錠2.5μg |
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一般名 | ラモセトロン塩酸塩錠 |
薬価・規格 | 41.8円 (2.5μg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
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製造会社 | アステラス製薬 |
ブランド | イリボー錠2.5μg 他 |
YJコード | 2399014F1026 |
レセプト電算コード | 620008435 |
識別コード | イリボー2.5 |
便秘、硬便、悪心、嘔吐、貧血、白血球数減少、白血球数増加、血小板数減少、動悸、腹部膨満、上腹部痛
ショック、アナフィラキシー、虚血性大腸炎、腹痛、血便、重篤な便秘、腸閉塞、イレウス、宿便、中毒性巨大結腸、続発性腸虚血、腸管穿孔
胃不快感、胃炎、腹部不快感、痔核、排便障害、下痢、逆流性食道炎、十二指腸潰瘍、下腹部痛、肛門周囲痛、痔出血、胸部不快感、倦怠感、口渇、肝機能異常、γ-GTP上昇、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、ビリルビン上昇、LDH上昇、憩室炎、背部痛、頭痛、傾眠、尿中蛋白陽性、尿中ブドウ糖陽性、血中尿素増加、発疹、蕁麻疹、前立腺炎、頻尿
薬剤名 | 影響 |
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CYP1A2阻害剤 | 本剤の血中濃度が上昇 |
フルボキサミン | 本剤の血中濃度が上昇し副作用が増強 |
抗コリン作用を有する薬剤 | 便秘・硬便等の副作用が増強 |
三環系抗うつ剤 | 便秘・硬便等の副作用が増強 |
フェノチアジン系薬剤 | 便秘・硬便等の副作用が増強 |
モノアミン酸化酵素阻害剤 | 便秘・硬便等の副作用が増強 |
止しゃ剤 | 便秘・硬便等の副作用が増強 |
塩酸ロペラミド | 便秘・硬便等の副作用が増強 |
アヘンアルカロイド系麻薬 | 便秘・硬便等の副作用が増強 |
アヘンチンキ | 便秘・硬便等の副作用が増強 |