処方薬
健栄の健胃散
健栄の健胃散の添付文書
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効果・効能
次記消化器症状の改善:食欲不振、胃部不快感、胃もたれ、嘔気・嘔吐。
用法・用量
1回1gを1日3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
副作用
使用上の注意
(禁忌)
ナトリウム摂取制限を必要とする患者(高ナトリウム血症、浮腫、妊娠高血圧症候群等)[ナトリウムの貯留増加により、症状が悪化する恐れがある]。
ヘキサミン投与中の患者。
(慎重投与)
重篤な消化管潰瘍のある患者[炭酸水素ナトリウムを配合しているため、症状が悪化する恐れがある]。
腎障害のある患者[ナトリウム貯留による浮腫が現れる恐れがある]。
心不全の患者、高血圧症の患者[ナトリウム過剰により、これらの症状が悪化する恐れがある]。
肺機能障害のある患者[呼吸性アルカローシスになる恐れがある]。
低クロル性アルカローシス等の電解質失調の患者[症状が悪化する恐れがある]。
(相互作用)
併用禁忌:ヘキサミン(ヘキサミン静注液)[本剤はヘキサミンの効果を減弱させることがある(ヘキサミンは酸性尿中でホルムアルデヒドとなり抗菌作用を発現するが、本剤は尿のpHを上昇させヘキサミンの効果を減弱させる)]。
併用注意:本剤は制酸作用等を有しているので、他の薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがある。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
(取扱い上の注意)
その他:本剤は原料に生薬が含まれているので、その産地、採取時期等により、製品の色調、味等が一定しないことがある(また、黒色様のものが認められることもあるが、原料生薬由来によるもので、薬効に変化はない)。
安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験(室温、4年間)の結果、通常の市場流通下において4年間安定であることが確認された。
(保管上の注意)
密閉容器。