処方薬
セルベックス細粒10%
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効果・効能
1. **次記疾患の胃粘膜病変(胃粘膜びらん、胃粘膜出血、胃粘膜発赤、胃粘膜浮腫)の改善**:急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期。
1. 胃潰瘍。
用法・用量
通常成人、細粒1.5g(テプレノンとして150mg)を1日3回に分けて食後に経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 重大な副作用
1.1. 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明):AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。
- その他の副作用
- 消化器:(0.1%未満)便秘、下痢、嘔気、口渇、腹痛、腹部膨満感。
- 肝臓:(0.1~5%未満)AST上昇、ALT上昇。
- 精神神経系:(0.1%未満)頭痛。
- 過敏症:(0.1%未満)発疹、そう痒感。
その他:(0.1%未満)総コレステロール上昇、眼瞼発赤・眼瞼熱感、(頻度不明)血小板減少。
発現頻度は製造販売後調査を含む。
使用上の注意
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(妊娠中の投与を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない)。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
(小児等)
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(高齢者)
一般に、生理機能が低下していることが多い。
(適用上の注意)
- 薬剤調製時の注意
細粒剤は、合成ケイ酸アルミニウムとの配合により、次第に黄変し、含量が低下するので配合しないこと。
(取扱い上の注意)
細粒バラ包装はボトル開栓後、又はアルミ袋開封後光を遮り保存すること(光により含量が低下することがある)。
(保管上の注意)
室温保存。