処方薬
次硝酸ビスマス「ニッコー」

次硝酸ビスマス「ニッコー」の基本情報

次硝酸ビスマス「ニッコー」の概要

商品名 次硝酸ビスマス「ニッコー」
一般名 次硝酸ビスマス
薬価・規格 14.6円 (1g)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 末
内用薬 > 散剤 > 末のアイコン
製造会社 日興製薬
YJコード 2315002X1215
レセプト電算コード 612370128
添付文書PDFファイル

次硝酸ビスマス「ニッコー」の主な効果と作用

  • 胃腸の粘膜を保護する働きがあります。
  • 下痢を止めるお薬です。

次硝酸ビスマス「ニッコー」の用途

  • 下痢症

次硝酸ビスマス「ニッコー」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

嘔気、食欲不振、粘膜の青色又は青黒色の着色

起こる可能性のある重大な副作用

精神神経系障害、間代性痙攣、昏迷、錯乱、運動障害、不安、不快感、記憶力減退、頭痛、無力感、注意力低下、振戦、血液障害、亜硝酸中毒、メトヘモグロビン血症、血圧降下、皮膚紅潮、便秘

次硝酸ビスマス「ニッコー」の用法・用量

  • 次硝酸ビスマスとして、通常成人1日2gを2~3回に分割経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • (用法及び用量に関連する注意)精神神経系障害があらわれるおそれがあるので長期連続投与を避け、やむを得ない場合には、原則として1ヵ月に20日程度(1週間に5日以内)の投与にとどめること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

次硝酸ビスマス「ニッコー」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 重篤な消化管潰瘍
    • 出血性大腸炎
    • 慢性消化管通過障害
    • 重篤な細菌性下痢
    • 細菌性下痢<出血性大腸炎は除く>
    • 回腸瘻造設術
    • 結腸瘻造設術
    • 消化管憩室
    • 人工肛門造設術
    • 便秘

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

次硝酸ビスマス「ニッコー」と主成分が同じ薬

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次硝酸ビスマス「ニッコー」に関係する解説

止瀉薬

  • 次硝酸ビスマス「ニッコー」は、止瀉薬に分類される。
  • 止瀉薬とは、腸の粘膜の刺激緩和、抗炎症作用、腸運動抑制作用などにより下痢の症状を改善する薬。

止瀉薬の代表的な商品名

  • ロペミン
  • 次硝酸ビスマス
  • タンニン酸アルブミン、タンナルビン
  • アドソルビン
  • フェロベリン
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