処方薬
バスタレルF錠3mg
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バスタレルF錠3mgの添付文書
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効果・効能
狭心症、心筋梗塞(急性期を除く)、その他の虚血性心疾患。
用法・用量
トリメタジジン塩酸塩として、通常成人1回3mgを1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- その他の副作用
- 肝臓:(0.1%未満)AST上昇、ALT上昇。
- 精神神経系:(0.1%~5%未満)頭痛、倦怠感、(0.1%未満)ふらつき。
- 消化器:(0.1%~5%未満)悪心、胃部不快感、食欲不振。
過敏症:(0.1%~5%未満)発疹。
発現頻度は再評価結果に基づく。
使用上の注意
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(腎機能障害患者)
腎機能障害患者:本剤のAUCが増大するおそれがある。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
(小児等)
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(高齢者)
減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。
(適用上の注意)
- 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
(その他の注意)
- 臨床使用に基づく情報
海外において、本剤を1日60~70mg投与中の患者に、パーキンソン病、パーキンソン病様症状、振戦、下肢静止不能症候群等の運動障害の症状があらわれたとの報告があるので、このような症状が認められた場合には投与を中止すること。投与を中止してもパーキンソン病、パーキンソン病様症状、振戦、下肢静止不能症候群等の運動障害の症状が持続する場合には専門医を受診するよう指導すること。
(保管上の注意)
室温保存。