レザルタス配合錠HDの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
浮腫、下痢、蕁麻疹、発疹、好酸球増多、白血球数増加、頭痛、立ちくらみ、胃部不快感、便秘、腹痛
起こる可能性のある重大な副作用
血管浮腫、顔面腫脹、口唇腫脹、咽頭腫脹、舌腫脹、腎不全、高カリウム血症、ショック、失神、意識消失、冷感、嘔吐、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、血小板減少、低血糖、脱力感、空腹感、冷汗、手の震え、集中力低下、痙攣、意識障害、房室ブロック、洞停止、徐脈、めまい、ふらつき、横紋筋融解症、筋肉痛、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、アナフィラキシー、そう痒感、全身発赤、血圧低下、呼吸困難、アナフィラキシーショック、体重減少、重度下痢、腸絨毛萎縮、間質性肺炎、発熱、咳嗽、胸部X線異常
上記以外の副作用
嘔気、ほてり、動悸、顔面潮紅、胸痛、総ビリルビン上昇、肝機能異常、BUN上昇、尿蛋白陽性、尿酸上昇、CRP上昇、全身倦怠感、カリウム上昇、総コレステロール上昇、しびれ、そう痒、過敏症、光線過敏性反応、貧血、血小板数減少、眠気、ふらつき感、頭重感、口渇、歯肉肥厚、口内炎、心房細動、LDH上昇、ALP上昇、クレアチニン上昇、尿硝子円柱増加、頻尿、尿沈渣陽性、異常感、浮遊感、気分不良、カリウム低下、トリグリセリド上昇、疲労、乳び腹水、胸部不快感、味覚異常、脱毛
レザルタス配合錠HDの用法・用量
- 通常、成人には1日1回1錠(オルメサルタン メドキソミル/アゼルニジピンとして20mg/16mg)を朝食後経口投与する
- 本剤は高血圧治療の第一選択薬として用いない
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 次のオルメサルタン メドキソミルとアゼルニジピンの用法及び用量を踏まえ、患者毎に用量を決めること〔8.1参照〕
- 〈オルメサルタン メドキソミル〉通常、成人にはオルメサルタン メドキソミルとして10~20mgを1日1回経口投与する
- なお、1日5~10mgから投与を開始し、年齢、症状により適宜増減するが、1日最大投与量は40mgまでとする
- 〈アゼルニジピン〉通常、成人にはアゼルニジピンとして8~16mgを1日1回朝食後経口投与する
- なお、1回8mgあるいは更に低用量から投与を開始し、症状により適宜増減するが、1日最大16mgまでとする
- 7.2. 原則として、増量は1つの有効成分ずつ行うこと〔8.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
イトラコナゾール |
アゼルニジピンのAUCが2.8倍に上昇 |
ミコナゾール<経口又は注射剤> |
アゼルニジピンのAUCが2.8倍に上昇 |
フルコナゾール |
アゼルニジピンのAUCが2.8倍に上昇 |
ホスフルコナゾール |
アゼルニジピンのAUCが2.8倍に上昇 |
ボリコナゾール |
アゼルニジピンのAUCが2.8倍に上昇 |
ポサコナゾール |
アゼルニジピンのAUCが2.8倍に上昇 |
HIVプロテアーゼ阻害剤 |
アゼルニジピンの作用が増強 |
リトナビル |
アゼルニジピンの作用が増強 |
硫酸アタザナビル |
アゼルニジピンの作用が増強 |
ホスアンプレナビルカルシウム水和物 |
アゼルニジピンの作用が増強 |
ダルナビル |
アゼルニジピンの作用が増強 |
コビシスタットを含有する製剤 |
アゼルニジピンの作用が増強 |
ニルマトレルビル・リトナビル |
アゼルニジピンの作用が増強 |
エンシトレルビルフマル酸 |
アゼルニジピンの作用が増強 |
アゾール系抗真菌剤 |
アゼルニジピンの作用が増強 |
ホスラブコナゾール |
アゼルニジピンの作用が増強 |
シメチジン |
アゼルニジピンの作用が増強 |
メシル酸イマチニブ |
アゼルニジピンの作用が増強 |
マクロライド系抗生物質 |
アゼルニジピンの作用が増強 |
エリスロマイシン |
アゼルニジピンの作用が増強 |
クラリスロマイシン |
アゼルニジピンの作用が増強 |
クエン酸タンドスピロン |
アゼルニジピンの作用が増強 |
アリスキレンフマル酸塩 |
非致死性脳卒中・腎機能障害・高カリウム血症及び低血圧のリスク増加、腎機能障害、高カリウム血症、低血圧 |
カリウム保持性利尿剤 |
血清カリウム値が上昇 |
スピロノラクトン |
血清カリウム値が上昇 |
トリアムテレン |
血清カリウム値が上昇 |
カリウム補給剤 |
血清カリウム値が上昇 |
塩化カリウム<補給剤> |
血清カリウム値が上昇 |
降圧利尿剤 |
一過性の急激な血圧低下 |
フロセミド |
一過性の急激な血圧低下 |
トリクロルメチアジド |
一過性の急激な血圧低下 |
リチウム製剤 |
中毒 |
炭酸リチウム |
中毒 |
ACE阻害剤 |
腎機能障害、高カリウム血症、低血圧 |
非ステロイド系抗炎症剤 |
オルメサルタン メドキソミルの降圧作用が減弱、腎機能を悪化 |
血圧降下剤 |
過度の降圧 |
ジゴキシン |
Cmaxが1.5倍・AUCが1.3倍に上昇 |
シンバスタチン |
AUCが2.0倍に上昇 |
シクロスポリン |
アゼルニジピン又はこれらの薬剤の作用が増強 |
ベンゾジアゼピン系化合物 |
アゼルニジピン又はこれらの薬剤の作用が増強 |
ジアゼパム |
アゼルニジピン又はこれらの薬剤の作用が増強 |
ミダゾラム |
アゼルニジピン又はこれらの薬剤の作用が増強 |
トリアゾラム |
アゼルニジピン又はこれらの薬剤の作用が増強 |
経口黄体・卵胞ホルモン |
アゼルニジピン又はこれらの薬剤の作用が増強 |
経口避妊薬 |
アゼルニジピン又はこれらの薬剤の作用が増強 |
リファンピシン類 |
アゼルニジピンの作用が減弱 |
フェニトイン |
アゼルニジピンの作用が減弱 |
フェノバルビタール |
アゼルニジピンの作用が減弱 |