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アクトシン注射用300mg
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アクトシン注射用300mgの添付文書

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効果・効能

急性循環不全における心収縮力増強、末梢血管抵抗軽減、インスリン分泌促進、血漿遊離脂肪酸低減及び無機リン低減ならびに利尿。

用法・用量

用時、添付の溶解液に溶解し、ブクラデシンナトリウムとして1分間あたり0.005~0.2mg/kgを静脈内に投与する。必要に応じて日局ブドウ糖注射液、ブドウ糖・乳酸ナトリウム・無機塩類剤で希釈する。なお、投与量は患者の病態に応じ適宜増減する。

副作用

承認前の調査308例中報告された副作用は15.3%(47例)で、主な副作用は血圧低下4.5%(14件)、心拍数増加4.2%(13件)、心室性期外収縮1.6%(5件)等の循環器症状、悪心1.6%(5件)等の消化器症状であった。

承認後における使用成績調査1(6年間)2,095例中報告された副作用は12.5%(261例)で、主な副作用は血圧低下3.0%(62件)、頻脈0.9%(18件)等の循環器症状、悪心1.2%(24件)、嘔吐0.8%(16件)等の消化器症状、血糖値上昇4.0%(83件)であった。

  1. 重大な副作用(頻度不明)

    高度血圧低下、期外収縮・心室性頻拍・心房細動等の不整脈、肺動脈楔入圧上昇、心拍出量低下等の副作用が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合は減量又は投与を中止するなど適切な処置を行う。

  2. その他の副作用:次記の副作用が現れることがあるので、異常が認められた場合には必要に応じ投与を中止するなど適切な処置を行う。

    1. 循環器:(0.1~5%未満)胸部不快感、胸痛、頻脈、動悸等。
    2. 呼吸器:(0.1~5%未満)動脈血酸素分圧低下(PaO2低下)等。
    3. 消化器:(0.1~5%未満)悪心、嘔吐、食欲不振、(0.1%未満)腹痛。
    4. 肝臓:(0.1%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)等。
    5. 腎臓:(0.1%未満)BUN上昇、血中クレアチニン上昇等。
    6. その他:(0.1~5%未満)尿糖、高血糖、頭痛、倦怠感、熱感、四肢冷感、発汗、(0.1%未満)注射部発赤。

使用上の注意

(慎重投与)

  1. 急性心筋梗塞及び心筋症の患者[全身状態が悪化する恐れがある]。

  2. 不整脈のある患者[不整脈が悪化する恐れがある]。

  3. 糖尿病の患者。

(重要な基本的注意)

  1. 投与前に体液、呼吸等全身管理に必要な処置を行う。

  2. 投与中は血圧、脈拍数、心電図、尿量、全身状態、また可能な限り肺動脈楔入圧、心拍出量、血液ガス等の観察を行う。

  3. 用量の増加に伴い、循環器系副作用(血圧低下、心拍数増加等)の発現頻度が高まる傾向がみられるので、投与開始にあたっては少量から始める。

  4. 本剤は末梢血管収縮作用を示さないので過度の血圧低下を伴う場合は、末梢血管収縮薬を投与するなど、他の適切な処置を考慮する。

  5. 本剤は血糖上昇作用を有するため、投与中は血糖値に注意し、著しい血糖値上昇が認められた場合は、インスリン製剤の投与、本剤の減量・中止等適切な処置を行う。

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。

(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)

妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。

(小児等への投与)

低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ないので、少量より開始するなど慎重に投与する)。

(適用上の注意)

  1. 投与方法:点滴あるいは持続注入器により静脈内に投与する。

  2. 調製方法

    1. 必要に応じ、日局ブドウ糖注射液、ブドウ糖・乳酸ナトリウム・無機塩類剤で希釈して用いることができる。
    2. イスジリン及びエフオーワイと混合しない(白濁又は不溶性物質生成が認められる)。
  3. 開封時:アンプルカット時の異物混入を避けるため、エタノール消毒綿等で清拭しカットする。

(取扱い上の注意)

本品は、「ワンポイントカットアンプル」を使用しているので、アンプル枝部のマークを上にして、反対方向に折りとる。