処方薬
インタール点鼻液2%
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効果・効能

アレルギー性鼻炎。

用法・用量

1日6回(起床時、日中約3時間ごとに4回、就寝前)、1回各鼻腔に1噴霧(クロモグリク酸ナトリウムとして2.6mg)ずつ噴霧吸入する。症状の緩解が得られれば、その後の経過を観察しながら減量する。

副作用

総症例7,205例中95例(1.32%)に副作用が認められ、主な副作用は鼻内刺激感79件(1.10%)であった(年次報告終了時:1984年2月)。

  1. 重大な副作用

    アナフィラキシー様症状:アナフィラキシー様症状(呼吸困難、血管浮腫、蕁麻疹等)(0.1%未満)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。

  2. その他の副作用

    1. 過敏症:(0.1%未満)発疹[発現した場合には投与を中止する]。
    2. 鼻腔:(0.1~5%未満)鼻内刺激感、(0.1%未満)鼻出血。
    3. その他:(0.1%未満)頭痛。

使用上の注意

(禁忌)

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[動物実験(ウサギ、マウス)で母体に毒性が現れる大量の注射により胎仔毒性(胎仔吸収、胎仔体重減少等)の報告がある]。

(適用上の注意)

  1. 投与法:本剤は使用説明書の図に従って噴霧吸入させる(内服しても効果はみられない)。

  2. 投与経路:鼻腔内噴霧用にのみ使用する。

(取扱い上の注意)

注意:開封後1カ月たった残液は使用しない。