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キサラタン点眼液0.005%
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キサラタン点眼液0.005%の添付文書

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効果・効能

緑内障、高眼圧症。

用法・用量

1回1滴、1日1回点眼する。

(用法及び用量に関連する注意)

頻回投与により眼圧下降作用が減弱する可能性があるので、1日1回を超えて投与しないこと。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    1. 重大な副作用
  1. 1.1. 虹彩色素沈着(2.37%*):患者を定期的に診察し、虹彩色素沈着があらわれた場合には臨床状態に応じて投与を中止すること〔8.1参照〕。

    *)使用成績調査を含む。

    1. その他の副作用
    1. ①. 結膜:(5%以上)結膜充血、(5%未満)結膜炎、眼脂、結膜濾胞、(頻度不明)偽眼類天疱瘡。

      ②. ぶどう膜:(5%未満)ぶどう膜炎、虹彩炎、(頻度不明)虹彩嚢腫。

      ③. 角膜:(5%未満)角膜上皮障害、点状表層角膜炎、糸状角膜炎、角膜びらん、角膜浮腫、(頻度不明)ヘルペス性角膜炎、角膜沈着物、角膜混濁、潰瘍性角膜炎。

      ④. 眼瞼:(5%未満)眼瞼色素沈着、眼瞼炎、眼瞼部多毛、眼瞼浮腫、眼瞼発赤、(頻度不明)眼瞼溝深化。

      ⑤. その他:(5%未満)眼がしみる等の眼刺激症状、眼そう痒感、眼痛、霧視、前房細胞析出、流涙、睫毛異常(睫毛が濃くなる、睫毛が太くなる、睫毛が長くなる)、眼異物感等の眼異常感、(頻度不明)嚢胞様黄斑浮腫を含む黄斑浮腫、及びそれに伴う視力低下、眼接触性皮膚炎、羞明。

    2. 循環器:(頻度不明)動悸、狭心症。

    3. その他:(5%未満)頭痛、そう痒感、咽頭違和感、嘔気、めまい、胸痛、(頻度不明)喘息、筋肉痛、関節痛、発疹。

使用上の注意

(禁忌)

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

(重要な基本的注意)

    1. 本剤の投与により、虹彩色素沈着(虹彩メラニン増加)があらわれることがある(投与に際しては虹彩色素沈着及び色調変化について患者に十分説明しておくこと)、この色素沈着は投与により徐々に増加し、投与中止により停止するが、投与中止後消失しないことが報告されている。また、虹彩色素沈着による虹彩色調変化があらわれる可能性があり、特に片眼治療の場合、左右眼で虹彩の色調に差が生じる可能性がある。褐色を基調とする虹彩の患者において、虹彩色素沈着が多く報告されているが、虹彩の変色が軽度であり、臨床所見によって発見されないことが多い〔11.1.1参照〕。
    1. 本剤投与中に角膜上皮障害(点状表層角膜炎、糸状角膜炎、角膜びらん)があらわれることがあるので、しみる、そう痒感、眼痛等の自覚症状が持続する場合には、直ちに受診するよう患者に十分指導すること。
    1. 本剤の点眼後、一時的に霧視があらわれることがあるため、症状が回復するまで機械類の操作や自動車等の運転には従事させないよう注意すること。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

  1. 1.1. 無水晶体眼又は眼内レンズ挿入眼の患者:嚢胞様黄斑浮腫を含む黄斑浮腫、及びそれに伴う視力低下を起こすとの報告がある。

  2. 1.2. 気管支喘息又はその既往歴のある患者:喘息発作を悪化又は誘発するおそれがある〔15.2参照〕。

  3. 1.3. 眼内炎(虹彩炎、ぶどう膜炎)のある患者:眼圧上昇がみられたことがある。

  4. 1.4. ヘルペスウイルスが潜在している可能性のある患者:角膜ヘルペスがみられたことがある。

  5. 1.5. 閉塞隅角緑内障患者:使用経験が少ない。

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(妊娠ウサギ)における器官形成期投与試験において、臨床用量の約80倍量(5.0μg/kg/日)を静脈内投与したことにより、流産及び後期吸収胚の発現率増加、胎仔体重減少が認められている。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット:静脈内投与)で乳汁中へ移行することが報告されている)。

(小児等)

小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした国内臨床試験は実施していない。

(高齢者)

一般に生理機能が低下している。

(相互作用)

    1. 併用注意

    プロスタグランジン系点眼薬(イソプロピルウノプロストン点眼薬、ビマトプロスト点眼薬等)[眼圧上昇がみられたとの報告がある(機序不明)]。

(適用上の注意)

    1. 薬剤交付時の注意

    患者に対し次の点に注意するよう指導すること。

    ・ 薬液汚染防止のため、点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意すること。

    ・ 点眼に際しては、原則として仰臥位をとり、患眼を開瞼して結膜嚢内に点眼し、1~5分間閉瞼して涙嚢部を圧迫させた後、開瞼すること。

    ・ 点眼のとき、液が眼瞼皮膚等についた場合には、すぐにふき取ること。

    ・ 他の点眼剤を併用する場合には、少なくとも5分間以上間隔をあけてから点眼すること。

    ・ ベンザルコニウム塩化物によりコンタクトレンズを変色させることがあるので、コンタクトレンズを装用している場合は、点眼前にレンズを外し、15分以上経過後に再装用すること。

(その他の注意)

    1. 臨床使用に基づく情報

    外国において、眼局所有害事象として、網膜動脈閉塞、網膜剥離、糖尿病性網膜症に伴う硝子体出血、全身有害事象として、上気道感染症、感冒、インフルエンザ、筋肉痛、関節痛、腰痛、胸痛、狭心症、皮疹、アレルギー性皮膚反応があらわれたとの報告がある。

    1. 非臨床試験に基づく情報

    ラタノプロストをサルに静脈内投与(2μg/kg)すると一過性気道抵抗増加が起こった。しかし、臨床用量(1.5μg/眼)の7倍量のラタノプロストを中等度の気管支喘息患者11例に点眼した場合、肺機能に影響はなかったとの報告がある〔9.1.2参照〕。

(取扱い上の注意)

    1. 外箱開封後は遮光して保存すること。
    1. 開栓後4週間経過した場合は、残液を使用しないこと。

(保管上の注意)

2~8℃。