処方薬
ベノキシール点眼液0.4%
ベノキシール点眼液0.4%の添付文書
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効果・効能
眼科領域における表面麻酔。
(効能又は効果に関連する注意)
鎮痛のみの目的に使用しないこと。
用法・用量
通常成人では1~4滴を点眼する。
なお、年齢、体質により適宜増減する。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 重大な副作用
1.1. ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明):悪心、顔面蒼白、紅斑、発疹、呼吸困難、血圧低下、眼瞼浮腫等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- その他の副作用
- 過敏症:(頻度不明)過敏症状。
- 眼:(頻度不明)角膜びらん。
使用上の注意
(禁忌)
- 1. 本剤の成分又は安息香酸エステル(コカインを除く)系局所麻酔剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、使用上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
使用上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
(小児等)
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(高齢者)
一般に生理機能が低下している。
(適用上の注意)
- 薬剤投与時の注意
・ 角膜障害等の副作用をおこすことがあるので、頻回に使用しないこと。
・ 本剤に含まれるベンザルコニウム塩化物はソフトコンタクトレンズに吸着されることがあるので、ソフトコンタクトレンズを装用している場合には点眼前にレンズを外し点眼後少なくとも5~10分間の間隔をあけて再装用すること。
・ 他の点眼剤を併用する場合には、少なくとも5分以上間隔をあけてから点眼すること。
・ 鎮痛等を目的とした使用を防止するため、患者には渡さないこと。
(保管上の注意)
室温保存。