ロナセン錠8mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
筋強剛、ジスキネジア、口周部不随意運動、不随意運動、食欲不振、悪心、便秘、脱力感、口渇、錐体外路症状、パーキンソン症候群
起こる可能性のある重大な副作用
悪性症候群、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、発熱、白血球増加、血清CK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、高熱が持続、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、遅発性ジスキネジア、CK上昇、意識障害、急性腎障害、麻痺性イレウス、腸管麻痺、嘔吐、著しい便秘、腹部膨満、腹部弛緩、腸内容物うっ滞、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、SIADH、低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量増加、高張尿、痙攣、横紋筋融解症、筋肉痛、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、無顆粒球症、白血球減少、肺塞栓症、深部静脈血栓症、静脈血栓症、血栓塞栓症、息切れ、胸痛、四肢疼痛、浮腫、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、ALP上昇、ビリルビン上昇、高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡、高血糖悪化、糖尿病悪化、多飲、多尿、頻尿
上記以外の副作用
振戦、流涎過多、寡動、運動緩慢、歩行障害、仮面様顔貌、アカシジア、静坐不能、構音障害、嚥下障害、四肢不随意運動、ジストニア、痙攣性斜頚、顔面攣縮、喉頭攣縮、頚部攣縮、眼球上転発作、後弓反張、プロラクチン上昇、不眠、眠気、不安、焦燥感、易刺激性、めまい、ふらつき、頭重、頭痛、興奮、倦怠感、過敏症、発疹、湿疹、そう痒、血圧低下、起立性低血圧、血圧上昇、心電図異常、QT間隔延長、T波変化、徐脈、不整脈、心室性期外収縮、上室性期外収縮、動悸、心拍数増加、心拍数減少、LDH上昇、肝機能異常、眼調節障害、霧視、羞明、食欲亢進、下痢、上腹部痛、腹痛、胃不快感、腹部膨満感、口唇炎、月経異常、乳汁分泌、射精障害、女性化乳房、勃起不全、排尿困難、尿閉、尿失禁、過鎮静、脱抑制、抑うつ、幻覚、幻聴、妄想、被害妄想、睡眠障害、行動異常、多動、自殺企図、脳波異常、躁状態、異常感、しびれ感、会話障害、多弁、緊張、好中球増加、リンパ球減少、赤血球増加、貧血、赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少、血小板増加、血小板減少、異型リンパ球出現、体重増加、体重減少、咳嗽、過換気、鼻漏、鼻出血、顔面浮腫、嚥下性肺炎、低体温、トリグリセリド上昇、血中コレステロール上昇、血中インスリン上昇、血中リン脂質増加、血糖上昇、BUN上昇、BUN減少、血中総蛋白減少、血中カリウム上昇、血中カリウム減少、血中ナトリウム減少、尿中蛋白陽性、尿中ウロビリン陽性、尿糖陽性、尿潜血陽性、糖尿病、脂肪肝、眼乾燥、胃炎、胃腸炎、攻撃性、悪夢、水中毒、脱毛、血糖低下、上気道感染、鼻咽頭炎、四肢痛
ロナセン錠8mgの用法・用量
- 通常、成人にはブロナンセリンとして1回4mg、1日2回食後経口投与より開始し、徐々に増量する
- 維持量として1日8~16mgを2回に分けて食後経口投与する
- なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は24mgを超えないこと
- 通常、小児にはブロナンセリンとして1回2mg、1日2回食後経口投与より開始し、徐々に増量する
- 維持量として1日8~16mgを2回に分けて食後経口投与する
- なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は16mgを超えないこと
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 小児において増量する場合には、1週間以上の間隔をあけて行うこと(1週間未満で増量した場合の安全性は確立していない(使用経験が少ない))
- 7.2. 成人において、ブロナンセリン経皮吸収型製剤から本剤へ切り替える場合には、本剤の用法・用量に従って、1回4mg、1日2回食後経口投与より開始し、徐々に増量すること
- 成人において、本剤からブロナンセリン経皮吸収型製剤へ切り替える場合には、次の投与予定時刻に切り替え可能であるが、患者の状態を十分観察し、切り替えに際しては、ブロナンセリン経皮吸収型製剤の「臨床成績」の項を参考に用量を選択すること
- なお、成人において、本剤とブロナンセリン経皮吸収型製剤を同時期に投与することにより過量投与にならないよう注意すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
アドレナリン<アナフィラキシー救急治療・歯科浸潤又は伝達麻酔除く> |
作用を逆転させ重篤な血圧降下 |
イトラコナゾール |
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
ボリコナゾール |
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
ミコナゾール<経口剤・口腔用剤・注射剤> |
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
フルコナゾール |
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
ホスフルコナゾール |
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
ポサコナゾール |
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
リトナビル |
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
ダルナビル |
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
アタザナビル |
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
ホスアンプレナビル |
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
エンシトレルビル |
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
コビシスタットを含有する製剤 |
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
ロナファルニブ |
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
エリスロマイシン |
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 |
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
クラリスロマイシン |
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
シクロスポリン |
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
ジルチアゼム |
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強 |
アドレナリン含有歯科麻酔剤 |
重篤な血圧降下 |
リドカイン・アドレナリン歯科麻酔剤 |
重篤な血圧降下 |
中枢抑制剤 |
相互に作用を増強 |
エタノール摂取 |
相互に作用を増強 |
ドパミン作動薬 |
相互に作用が減弱 |
レボドパ |
相互に作用が減弱 |
ブロモクリプチン |
相互に作用が減弱 |
血圧降下剤 |
降圧作用が増強 |
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 |
本剤の血中濃度が低下し作用が減弱 |
フェニトイン |
本剤の血中濃度が低下し作用が減弱 |
カルバマゼピン |
本剤の血中濃度が低下し作用が減弱 |
バルビツール酸誘導体 |
本剤の血中濃度が低下し作用が減弱 |
リファンピシン類 |
本剤の血中濃度が低下し作用が減弱 |