痛効散

痛効散の基本情報

痛効散の概要

商品名 痛効散
薬のタイプ 内服 / 第2類
製造会社 救心製薬
販売会社名 救心製薬

痛効散の特徴

 痛効散はマオウ(麻黄)、キョウニン(杏仁)、ヨクイニン(よく苡仁)、カンゾウ(甘草)の4種の植物生薬をのみやすいエキス顆粒とした製剤です。
 痛効散は次のような症状を目標に使用すると、筋肉の緊張を和らげ、体表に停滞している水分の代謝を改善することによって、関節痛、神経痛、筋肉痛にすぐれた効きめをあら
わします。
 ◇関節に水がたまり、腫れて痛む…
 ◇四肢が重だるく痛い…
 ◇冷えたり、風に当たったりすると痛みが増す…
 ◇夕方や明け方になると痛みが増す…
 ◇筋肉が腫れたり、緊張があって痛む…

痛効散の効果・効能

体力中等度なものの次の諸症:関節痛、神経痛、筋肉痛、いぼ、手足のあれ(手足の湿疹・手足の皮膚炎)。

痛効散の構成成分

3包(1包2g)中 次記植物生薬の抽出乾燥エキス2020mg〔マオウ4.0g、キョウニン3.0g、ヨクイニン10.0g、カンゾウ2.0g〕

痛効散の用法・用量

食前又は食間に水又はお湯で服用すること。
大人(15歳以上):1回1包。
7~14歳:1回2/3包。
4~6歳:1回1/2包。
2~3歳:1回1/3包。
2歳未満:1回1/4包。
1日3回服用。
食間とは、食後2~3時間を指します。
1.小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること。
2.1歳未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、やむを得ない場合にのみ服用させること。

痛効散の主な副作用

1.次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
 (1)医師の治療を受けている人
 (2)妊婦または妊娠していると思われる人
 (3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)
 (4)胃腸の弱い人
 (5)発汗傾向の著しい人
 (6)高齢者
 (7)次の症状のある人
    むくみ、排尿困難
 (8)次の診断を受けた人
    高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
 〔関係部位〕 : 〔症  状〕
  消化器   :  吐き気・嘔吐、食欲不振、胃部不快感
  まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること
 〔症状の名称〕 : 〔症  状〕
  偽アルドステロン症、 : 手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、
  ミオパチー       脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
3.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
4.長期連用する場合には、医師、薬剤師または登録販売者に相談すること

痛効散の添付文書

PDFファイルを開く

※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。