らんそうしゅようけいねんてん(らんそうけいねんてん)
卵巣腫瘍茎捻転(卵巣茎捻転)
卵巣腫瘍が大きくなって、卵管・卵巣についている靭帯の固定が緩んで捻れることで突然の腹痛を起こす疾患
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最終更新: 2018.08.30
卵巣腫瘍茎捻転(卵巣茎捻転)の基礎知識
POINT 卵巣腫瘍茎捻転(卵巣茎捻転)とは
卵巣腫瘍がお腹の中で捻じれてしまう病気です。もともと卵巣腫瘍がある人に起こります。 良性腫瘍のことが多いです。卵巣腫瘍茎捻転が起こると激しい腹痛や吐き気などが現れます。 内診や血液検査、超音波検査を行い、必要に応じてCT検査やMRI検査も行われます。卵巣腫瘍茎捻転が疑われた場合は緊急手術が行なわれます。捻じれた卵巣を戻して、状況に応じて腫瘍をとるか、卵巣・卵管ごととるかが決まります。卵巣腫瘍を指摘されていて、突然激しい腹痛が現れた人は産婦人科を受診してください。
卵巣腫瘍茎捻転(卵巣茎捻転)について
卵巣腫瘍茎捻転(卵巣茎捻転)の症状
- 突然の下腹部痛
- 吐き気、嘔吐
- 発熱
卵巣腫瘍茎捻転(卵巣茎捻転)の検査・診断
超音波検査 卵巣 の腫瘍 や、卵巣への血流を確認する- 血流が遮断されていた場合が
壊死 してしまうので、緊急手術を行い捻転を解除する
内診 - 腫瘍があると、その膨らみを触れて確認することができる
- 画像検査
腹部CT 腹部MRI 検査- 腫瘍の有無だけでなく、その種類を判断する上で手がかりとなる情報が得られる
- 血液検査(
腫瘍マーカー )- 腫瘍の原因を調べる上で行われることがある
- 全身の
炎症 程度や凝固異常がないかを確認する
卵巣腫瘍茎捻転(卵巣茎捻転)の治療法
- 手術
- 捻転を起こしている側の
卵巣 と卵管を摘出する - 場合によっては、
腫瘍 のみの摘出で済むこともある
- 捻転を起こしている側の
- 卵巣の捻れが原因であるため、
内服薬 や点滴のみで治療することはできない
卵巣腫瘍茎捻転(卵巣茎捻転)のタグ
卵巣腫瘍茎捻転(卵巣茎捻転)に関わるからだの部位
