きーんべっくびょう(げつじょうこつなんかしょう)
キーンベック病(月状骨軟化症)
手首の骨(月状骨)の壊死により手首に痛みが起こる病気。手をよく使う若い労働者に起こりやすい
3人の医師がチェック 50回の改訂 最終更新: 2017.12.06

キーンベック病(月状骨軟化症)の基礎知識

キーンベック病(月状骨軟化症)について

  • 手首の骨(月状骨)の壊死により手首に痛みが起こる病気
  • 手をよく使う若い労働者に起こりやすい
    • 20-30歳代くらいの、スポーツ選手、大工、農漁業に関係する人に多い
    • 手を使う労働者の中で10万人あたり3000-5000人程度と言われている
    • 男性に多い
  • 原因は不明
    • 月状骨の血流障害や、手の使いすぎなどが関わっていると考えられている
    • 月状骨は元々血流の少ない骨なので症状が出やすい

キーンベック病(月状骨軟化症)の症状

  • 片方の手首の痛み、はれが起こる
    • 利き腕に起こることが多い
    • 手首の中央、甲側(背面)を押すと痛みが強くなる
  • 握力の低下
  • 起床時や作業後に症状が強くなる
  • 症状が強くなると以下のような症状もでる
    • 手首の動く範囲が狭くなる
    • 安静にしているとき、寝ているときも痛む
    • 正中神経麻痺   など

キーンベック病(月状骨軟化症)の検査・診断

  • 画像検査:骨の変形など状態を確認する
    • レントゲン検査
    • MRI検査

キーンベック病(月状骨軟化症)の治療法

  • 症状や年齢などで行われる治療法が変わる
  • 症状が軽く骨の変形も殆ど無い場合は保存療法を行う
    • あまり手を使わないように安静にする
    • ギプスによる固定やサポーターを装着する
    • 数ヶ月程度たっても回復しない場合は、必要に応じて手術を検討する
  • 骨の変形が強い場合などは手術を行う
    • 月状骨への圧迫を減らす手術
    • 血行再建術
    • 月状骨摘出術+代替物置換術   など

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