えっくすきゃく(がいはんひざ)
X脚(外反膝)
両ひざが内側に曲がって、左右のひざの内側をくっつけても、左右の内くるぶしがくっつかない状態
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最終更新: 2022.03.17
X脚(外反膝)の基礎知識
POINT X脚(外反膝)とは
両膝が内側に曲がった影響で、左右の膝を内側にくっつけても、左右のくるぶしがくっつかない状態のことです。主な原因は靭帯・骨の異常、けがなどです。診断には特別な検査はなく、診察や症状、経過などから診断を行い、必要に応じてレントゲン検査を行います。変形が軽い場合には治療は必要ではありませんが、症状がある場合は装具を使って症状を和らげます。また重症な場合は骨切り術を行い、形を正常に近い状態に戻すようにします。X脚が心配な人は整形外科を受診してください。
X脚(外反膝)について
- 両ひざが内側に曲がって、左右のひざの内側をくっつけても、左右の内くるぶしがくっつかない状態
- 主な原因
靭帯 の異常、骨の異常、けが
- 分類
- 生理的な変形:3-4歳以降の小児などに見られる、特に治療の必要のない軽度の変形
- 病的な変形:くる病、靭帯や骨の異常などによる変形
X脚(外反膝)の症状
- ひざに現れる主な症状
- 変形(ひざの外側の骨がすり減る)
- 違和感
- こわばり
- 痛み
- 水が溜まる
- 足の疲れ
- 膝以外の部位にも負担がかかり、痛みなどが表れることがある
X脚(外反膝)の検査・診断
- 特別な検査は行わず、足の診察、症状、経過などから診断を行う
- 必要に応じて
レントゲン 検査などの画像検査を行う
X脚(外反膝)の治療法
保存療法 :装具を使った治療- 劇的な改善は期待できない
- 手術:
骨切り術 など- 重症の場合、日常生活を阻害するほどの障害である場合に行われる
経過観察 になることが多い
X脚(外反膝)のタグ
X脚(外反膝)に関わるからだの部位

