処方薬
アデノスキャン注60mg
先発
アデノスキャン注60mgの基本情報
アデノスキャン注60mgの概要
商品名 | アデノスキャン注60mg |
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一般名 | アデノシン注射液 |
薬価・規格 | 7352.0円 (60mg20mL1瓶) |
薬の形状 |
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 | 第一三共 |
YJコード | 7990402A1029 |
レセプト電算コード | 620002496 |
アデノスキャン注60mgの主な効果と作用
- 心臓の検査に用いるお薬です。
アデノスキャン注60mgの用途
アデノスキャン注60mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
血圧低下、房室ブロック、胸痛、胸部不快感、心窩部不快感、ST-T変化、息切れ、呼吸困難、熱感、頭痛、頭重感
起こる可能性のある重大な副作用
過度の血圧低下、心停止、心室頻拍、心室細動、心筋梗塞、洞房ブロック、完全房室ブロック、呼吸停止、重篤な呼吸障害、重篤な肺浮腫、脳血管障害、アナフィラキシー、アナフィラキシーショック
上記以外の副作用
胸部圧迫感、心窩部圧迫感、頻脈、心室性期外収縮、上室性期外収縮、動悸、血圧上昇、QT延長、洞停止、心房細動、脚ブロック、冠動脈攣縮、徐脈、QRS幅拡大、頻呼吸、皮疹、めまい、あくび、異常感、口渇、腹痛、腹部不快感、嘔気、嘔吐、歯痛、赤血球減少、血小板減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット値低下、白血球増加、白血球減少、血小板増加、ALT上昇、ALP上昇、総ビリルビン上昇、BUN上昇、クレアチニン上昇、潮紅、喉不快感、首不快感、顎不快感、倦怠感、背部痛、発汗、冷汗、眼のかすみ、鼻腔異常感覚、口内異常感覚、総コレステロール上昇、総コレステロール減少、CK上昇、鼻炎、気管支痙攣、咳、過敏症、紅斑、不安、神経過敏、異常感覚、振戦、傾眠、意識消失、嚥下困難、胃腸不快感、無力症、背部不快感、上肢不快感、下肢不快感、気分不良、弱視、眼痛、耳痛、味覚倒錯
アデノスキャン注60mgの用法・用量
- 1分間当たりアデノシンとして120μg/kgを6分間持続静脈内投与する(アデノシン総投与量0.72mg/kg)
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. シリンジポンプにより持続静脈内投与すること
- また、本剤が体内に急速に注入されることを防ぐために、原則として本剤及び放射性診断薬は別々の投与経路を確保すること
- 7.2. 本剤の持続静脈内投与開始3分後に放射性診断薬を静脈内投与し、本剤の持続静脈内投与は放射性診断薬投与時も継続し、合計6分間行うこと
- 7.3. 本剤を急速に静脈内投与すると2度房室ブロック又は3度房室ブロック、徐脈及び血圧低下等の発現が増強するおそれがあるので、投与時間を遵守すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
アデノスキャン注60mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
アデノスキャン注60mgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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ジピリダモール | 完全房室ブロック、心停止 |
キサンチン系薬剤 | アデノシンによる冠血流速度の増加及び冠血管抵抗の減少を抑制、虚血診断に影響 |
カフェイン | アデノシンによる冠血流速度の増加及び冠血管抵抗の減少を抑制、虚血診断に影響 |
テオフィリン | アデノシンによる冠血流速度の増加及び冠血管抵抗の減少を抑制、虚血診断に影響 |
アミノフィリン製剤 | アデノシンによる冠血流速度の増加及び冠血管抵抗の減少を抑制、虚血診断に影響 |
飲食物との組み合わせ注意
- カフェインを含むもの<コーヒー、日本茶、紅茶、コーラ、チョコレート など>