処方薬
ムーベン配合内用液
後発

ムーベン配合内用液の基本情報

ムーベン配合内用液の概要

商品名 ムーベン配合内用液
一般名 ナトリウム・カリウム配合剤液
薬価・規格 522.0円 (500mL1瓶)
薬の形状
内用薬 > 液剤 > 液
内用薬 > 液剤 > 液のアイコン
製造会社 武田薬品
YJコード 7990100S1020
レセプト電算コード 622378301
添付文書PDFファイル

ムーベン配合内用液の主な効果と作用

  • 検査前の排便に用いるお薬です。
  • 大腸内視鏡検査、大腸手術時の前処置として、腸内を洗浄し、内容物を排除するためのお薬です。

ムーベン配合内用液の用途

  • 大腸内視鏡検査前処置の腸管内容物の排除
  • 大腸手術時前処置の腸管内容物の排除

ムーベン配合内用液の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

過敏症、発疹、ふらつき感、不眠、腹部膨満感、腹痛、腹鳴、肛門部痛、胸痛、尿ケトン体陽性、低血糖発作

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、顔面蒼白、血圧低下、嘔吐、嘔気、嘔気持続、気分不良、眩暈、冷感、蕁麻疹、呼吸困難、顔面浮腫、腸管穿孔、腸閉塞、鼡径ヘルニア嵌頓、低ナトリウム血症、意識障害、痙攣、虚血性大腸炎、マロリー・ワイス症候群、吐血、血便

上記以外の副作用

血糖値上昇、尿酸値上昇、AST上昇、ALT上昇、LDH上昇、ビリルビン値上昇、蛋白上昇、蛋白低下、アルカリホスファターゼ上昇、尿蛋白陽性、尿潜血陽性、白血球減少、白血球増多、血清カリウム上昇、血清カリウム低下、倦怠感、頭痛、口渇、頻尿、胸やけ、発熱、寒気、頭重感、ほてり、発赤、顔面紅潮

ムーベン配合内用液の用法・用量

  • 本品1本(500mL)を水で4倍に希釈して全量約2Lの希釈液とする
  • 1回希釈液2~4Lを1時間あたり約1Lの速度で経口投与する
    • 但し、排泄液が透明になった時点で投与を終了し、4Lを超えての投与は行わない
  • 1.大腸内視鏡検査前処置1).検査当日に投与する場合:当日の朝食は絶食(水分摂取のみ可)とし、検査開始予定時間の約4時間前から投与を開始する
  • 2).検査前日に投与する場合:前日の夕食後は絶食(水分摂取のみ可)とし、夕食後約1時間以上経過した後、投与を開始する(但し、前日の朝食、昼食は残渣の少ないもの、夕食は固形物の入っていない液状食とする)
  • 2.大腸手術前処置:手術前日の昼食後は絶食(水分摂取のみ可)とし、昼食後約3時間以上経過した後、投与を開始する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ムーベン配合内用液の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 胃腸管閉塞症
    • 腸管穿孔
    • 中毒性巨大結腸症
    • 腸閉塞
    • 狭心症
    • 腎機能障害
    • 陳旧性心筋梗塞
    • 高度便秘
    • 腸管狭窄
    • 腸管憩室
    • 誤嚥を起こす
    • 腹部手術
    • 嚥下困難
    • 糖尿病用薬投与中
    • 腸管内に内容物が貯溜

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ムーベン配合内用液の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
経口薬剤 吸収を妨げる

ムーベン配合内用液と主成分が同じ薬

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    薬価 522.0円 (500mL1瓶)
    薬の形状 内用薬 > 液剤 > 液
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