処方薬
ストロメクトール錠3mg
先発

ストロメクトール錠3mgの基本情報

ストロメクトール錠3mgの概要

商品名 ストロメクトール錠3mg
一般名 イベルメクチン錠
薬価・規格 595.0円 (3mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 MSD
YJコード 6429008F1020
レセプト電算コード 610462042
識別コード MSD
添付文書PDFファイル

ストロメクトール錠3mgの主な効果と作用

  • 糞線虫を駆除するお薬です。
  • 寄生虫(糞線虫(ふんせんちゅう))に感染した人から糞線虫を駆除する働きがあります。
  • 小さなダニ(ヒゼンダニ)に感染した人からヒゼンダニを駆除する働きがあります。
  • ヒゼンダニを駆除するお薬です。

ストロメクトール錠3mgの用途

ストロメクトール錠3mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

AST上昇、ALT上昇、そう痒、発疹、肝機能異常、総ビリルビン値上昇、γ-GTP上昇、BUN上昇、貧血、好酸球数増加、LDH上昇

起こる可能性のある重大な副作用

中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、肝機能障害、黄疸、著しいAST上昇、著しいALT上昇、血小板減少、意識障害、昏睡、意識レベル低下、意識変容状態

上記以外の副作用

過敏症、そう痒の一過性増悪、蕁麻疹、Al-P上昇、下痢、食欲不振、便秘、腹痛、めまい、傾眠、振戦、無力症、疲労、低血圧、気管支喘息増悪、悪心、嘔吐、白血球数減少、リンパ球数増加、単球数減少、血尿

ストロメクトール錠3mgの用法・用量

  • 〈腸管糞線虫症〉通常、イベルメクチンとして体重1kg当たり約200μgを2週間間隔で2回経口投与する
  • 次記に患者体重毎の1回当たりの投与量を示した
  • 本剤は水とともに服用する
  • 〈疥癬〉通常、イベルメクチンとして体重1kg当たり約200μgを1回経口投与する
  • 次記に患者体重毎の1回当たりの投与量を示した
  • 本剤は水とともに服用する
  • [患者体重毎の1回当たりの投与量]1). 体重15-24kg:3mg錠1錠
  • 2). 体重25-35kg:3mg錠2錠
  • 3). 体重36-50kg:3mg錠3錠
  • 4). 体重51-65kg:3mg錠4錠
  • 5). 体重66-79kg:3mg錠5錠
  • 6). 体重≧80kg:約200μg/kg
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉本剤は水のみで服用すること
  • 本剤は脂溶性物質であり、高脂肪食により血中薬物濃度が上昇するおそれがあるので、本剤は空腹時に投与することが望ましい〔16.2参照〕
  • 7.2. 〈腸管糞線虫症〉糞便内幼虫が陰転しない場合は再投与を考慮すること
  • 7.3. 〈疥癬〉重症型<角化型疥癬等>の場合、本剤の初回投与後、1~2週間以内に検鏡を含めて効果を確認し、2回目の投与を考慮すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ストロメクトール錠3mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

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ストロメクトール錠3mgに関係する解説

駆虫薬(イベルメクチン)

  • ストロメクトール錠3mgは、駆虫薬(イベルメクチン)に分類される。
  • 駆虫薬(イベルメクチン)とは、寄生虫(糞線虫やヒゼンダニなど)を含む無脊椎動物の神経・筋細胞に作用し、麻痺をおこして死にいたらせることで寄生虫による感染症の治療に使用する薬。

駆虫薬(イベルメクチン)の代表的な商品名

  • ストロメクトール
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