処方薬
ビルトリシド錠600mg
先発
ビルトリシド錠600mgの基本情報
ビルトリシド錠600mgの概要
商品名 | ビルトリシド錠600mg |
---|---|
一般名 | プラジカンテル錠 |
薬価・規格 | 1283.5円 (600mg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
|
製造会社 | バイエル薬品 |
YJコード | 6429006F1039 |
レセプト電算コード | 621168101 |
識別コード | LG |
ビルトリシド錠600mgの主な効果と作用
- 寄生虫を駆除するお薬です。
ビルトリシド錠600mgの用途
ビルトリシド錠600mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
γ-GTP上昇、赤血球減少、血小板減少、好酸球増多、白血球増加、嘔気、嘔吐、頭痛、頭重感、倦怠感、発疹
上記以外の副作用
AST上昇、ALT上昇、LDH上昇、Al-P上昇、血清ビリルビン上昇、腹痛、食欲不振、下痢、眠気、めまい、発熱、過敏症、アレルギー反応、多発性漿膜炎、そう痒、痙攣、眩暈、脳波の徐波増加、無力症、脱力感、筋肉痛、不整脈
ビルトリシド錠600mgの用法・用量
- 〈肝吸虫症、肺吸虫症〉プラジカンテルとして、1回20mg/kgを1日2回2日間経口投与する
- 〈横川吸虫症〉プラジカンテルとして、1回20mg/kgを1日1~2回1日経口投与する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 1回投与量20mg/kgは、患者の体重に応じほぼ次の錠数になる
- 本剤は1錠に3本の割線があり、プラジカンテル150mgを含有する4個の錠片に分割することができ、投与量を患者の体重に応じて調整することができるので、できるだけ正確な用量を投与すること
- 1). 体重20~26kg:3/4錠
- 2). 体重27~33kg:1錠
- 3). 体重34~41kg:1と1/4錠
- 4). 体重42~48kg:1と1/2錠
- 5). 体重49~56kg:1と3/4錠
- 6). 体重57~63kg:2錠
- 7). 体重64~70kg:2と1/4錠
- 8). 体重71~78kg:2と1/2錠
- 9). 体重79~86kg:2と3/4錠
- 7.2. 高用量投与(50mg/kg)で、用量の増加率以上に血中濃度が増加したとの報告があるので、用法・用量を厳守すること
- 7.3. 1日2回投与の場合、昼食後及び夕食後に投与することが望ましい
- 投与間隔は少なくとも4時間以上とすること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ビルトリシド錠600mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
ビルトリシド錠600mgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
---|---|
リファンピシン類 | 本剤の血中濃度が約100%低下 |
デキサメタゾン | 本剤の血中濃度が低下 |
フェニトイン | 本剤の血中濃度が低下 |
カルバマゼピン | 本剤の血中濃度が低下 |
ヒドロキシクロロキン硫酸塩 | 本剤の血中濃度が低下 |
クロロキン | 本剤の血中濃度が低下 |
エファビレンツ | 本剤の血中濃度が約75%低下、本剤の効果が減弱 |
シメチジン | 本剤の血中濃度が上昇 |
リトナビル | 本剤の血中濃度が上昇 |
イトラコナゾール | 本剤の血中濃度が上昇 |
ケトコナゾール | 本剤の血中濃度が上昇 |