処方薬
ヘムライブラ皮下注60mg
先発

ヘムライブラ皮下注60mgの基本情報

ヘムライブラ皮下注60mgの概要

商品名 ヘムライブラ皮下注60mg
一般名 エミシズマブ(遺伝子組換え)注射液
薬価・規格 543226.0円 (60mg0.4mL1瓶)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 中外製薬
YJコード 6343451A2021
レセプト電算コード 622608301
添付文書PDFファイル

ヘムライブラ皮下注60mgの主な効果と作用

  • 出血傾向を改善するお薬です。
  • 血漿中の血液凝固活性を補う働きがあります。

ヘムライブラ皮下注60mgの用途

  • 先天性血液凝固第8因子欠乏の出血傾向の抑制
  • 後天性血友病Aの出血傾向の抑制
  • 先天性血友病Aの出血傾向の抑制

ヘムライブラ皮下注60mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

注射部位反応、悪心、毛髪成長異常、頭痛、疲労、血液検査異常、血中クレアチンホスホキナーゼ増加、発疹、蕁麻疹、血管性浮腫

起こる可能性のある重大な副作用

血栓塞栓症、血栓性微小血管症

ヘムライブラ皮下注60mgの用法・用量

  • 〈先天性血友病A(先天性血液凝固第8因子欠乏)患者における出血傾向の抑制〉通常、エミシズマブ(遺伝子組換え)として1回3mg/kg(体重)を1週間の間隔で4回皮下投与し、その1週間後(初回投与から4週間後)の5回目投与から次のいずれかの用法・用量で皮下投与する
  • ・ 1回1.5mg/kg(体重)を1週間の間隔
  • ・ 1回3mg/kg(体重)を2週間の間隔
  • ・ 1回6mg/kg(体重)を4週間の間隔
  • 〈後天性血友病A患者における出血傾向の抑制〉通常、エミシズマブ(遺伝子組換え)として1日目に6mg/kg(体重)、2日目に3mg/kg(体重)を皮下投与し、8日目から1回1.5mg/kg(体重)を1週間の間隔で皮下投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉本剤は、出血傾向の抑制を目的とした定期的な投与のみに使用し、出血時の止血を目的とした投与は行わないこと
  • 7.2. 〈後天性血友病A患者における出血傾向の抑制〉凝固能に関する検査結果及び患者の状態を考慮して、適切な時期に投与を終了すること〔8.5、17.1.5参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ヘムライブラ皮下注60mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ヘムライブラ皮下注60mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
活性型プロトロンビン複合体製剤 重篤な血栓塞栓症及び血栓性微小血管症、血栓塞栓症、血栓性微小血管症
乾燥人血液凝固因子抗体迂回活性複合体製剤 重篤な血栓塞栓症及び血栓性微小血管症、血栓塞栓症、血栓性微小血管症
乾燥濃縮人血液凝固第10因子加活性化第7因子製剤 重篤な血栓塞栓症及び血栓性微小血管症、血栓塞栓症、血栓性微小血管症
活性型血液凝固第7因子製剤 トロンビン生成の促進
エプタコグ アルファ<活性型><遺伝子組換え>製剤 トロンビン生成の促進
血液凝固第8因子製剤 トロンビン生成の促進

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