処方薬
ラピアクタ点滴静注液バイアル150mg
先発

ラピアクタ点滴静注液バイアル150mgの基本情報

ラピアクタ点滴静注液バイアル150mgの概要

商品名 ラピアクタ点滴静注液バイアル150mg
一般名 ペラミビル水和物注射液
薬価・規格 3400.0円 (150mg15mL1瓶)
薬の形状
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製造会社 塩野義製薬
ブランド ラピアクタ点滴静注液バイアル150mg 他
YJコード 6250405A1032
レセプト電算コード 621972202
添付文書PDFファイル

ラピアクタ点滴静注液バイアル150mgの主な効果と作用

  • インフルエンザウイルスの増殖をおさえる働きがあります。
  • インフルエンザを治療するお薬です。

ラピアクタ点滴静注液バイアル150mgの用途

  • A型インフルエンザウイルス感染症
  • B型インフルエンザウイルス感染症

ラピアクタ点滴静注液バイアル150mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

下痢、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、発疹、湿疹、悪心、嘔吐、腹痛、食欲不振

起こる可能性のある重大な副作用

白血球減少、好中球減少、ショック、アナフィラキシー、血圧低下、顔面蒼白、冷汗、呼吸困難、じん麻疹、劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、著しいAST上昇、著しいALT上昇、著しいγ-GTP上昇、著しいAl-P上昇、急性腎障害、精神・神経症状、意識障害、譫妄、幻覚、妄想、痙攣、異常行動、肺炎、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、血小板減少、出血性大腸炎

上記以外の副作用

腹部不快感、口内炎、LDH上昇、ビリルビン上昇、蛋白尿、尿中β2ミクログロブリン上昇、NAG上昇、BUN上昇、リンパ球増加、好酸球増加、めまい、不眠、血中ブドウ糖増加、尿中血陽性、CK上昇、尿糖、霧視、血管痛

ラピアクタ点滴静注液バイアル150mgの用法・用量

  • 〈成人〉通常、ペラミビルとして300mgを15分以上かけて単回点滴静注する
  • 合併症等により重症化するおそれのある患者には、1日1回600mgを15分以上かけて単回点滴静注するが、症状に応じて連日反復投与できる
    • なお、年齢、症状に応じて適宜減量する
  • 〈小児〉通常、ペラミビルとして1日1回10mg/kgを15分以上かけて単回点滴静注するが、症状に応じて連日反復投与できる
  • 投与量の上限は、1回量として600mgまでとする
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤の投与は、症状発現後、可能な限り速やかに開始することが望ましい(症状発現から48時間経過後に投与を開始した患者における有効性を裏付けるデータは得られていない)
  • 7.2. 反復投与は、体温等の臨床症状から継続が必要と判断した場合に行うこととし、漫然と投与を継続しないこと
    • なお、3日間以上反復投与した経験は限られている〔17.1参照〕
  • 7.3. 腎機能障害のある患者では、腎機能の低下に応じて、次を目安に投与量を調節し、本剤を反復投与する場合も、次を目安とすること〔9.2腎機能障害患者の項、16.6.1参照〕[1)50mL/min≦Ccr:通常の場合の1回投与量300mg、重症化するおそれのある患者の場合の1回投与量600mg、2)30mL/min≦Ccr<50mL/min:通常の場合の1回投与量100mg、重症化するおそれのある患者の場合の1回投与量200mg、3)10mL/min≦Ccr<30mL/min:通常の場合の1回投与量50mg、重症化するおそれのある患者の場合の1回投与量100mg(クレアチニンクリアランス10mL/min未満及び透析患者の場合、慎重に投与量を調節の上投与すること(ペラミビルは血液透析により速やかに血漿中から除去される))]
  • Ccr:クレアチニンクリアランス
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ラピアクタ点滴静注液バイアル150mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

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ラピアクタ点滴静注液バイアル150mgに関係する解説

抗インフルエンザ薬(ノイラミニダーゼ阻害薬)

  • ラピアクタ点滴静注液バイアル150mgは、抗インフルエンザ薬(ノイラミニダーゼ阻害薬)に分類される。
  • 抗インフルエンザ薬(ノイラミニダーゼ阻害薬)とは、インフルエンザウイルスの増殖を抑え、インフルエンザ感染症の治療や予防に用いられる薬。

抗インフルエンザ薬(ノイラミニダーゼ阻害薬)の代表的な商品名

  • タミフル
  • リレンザ
  • イナビル
  • ラピアクタ
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