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ゾビラックス点滴静注用250
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ゾビラックス点滴静注用250の基本情報

ゾビラックス点滴静注用250の概要

商品名 ゾビラックス点滴静注用250
一般名 アシクロビル注射用
薬価・規格 378.0円 (250mg1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 GSK
ブランド ゾビラックス眼軟膏3% 他
YJコード 6250401F1155
レセプト電算コード 620003746
添付文書PDFファイル

ゾビラックス点滴静注用250の主な効果と作用

ゾビラックス点滴静注用250の用途

ゾビラックス点滴静注用250の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

発熱、発疹、紅斑、蕁麻疹、貧血、肝機能検査値異常、AST上昇、ALT上昇、BUN上昇、血清クレアチニン値上昇、嘔気

起こる可能性のある重大な副作用

精神神経症状、意識障害、昏睡、せん妄、妄想、幻覚、錯乱、痙攣、てんかん発作、麻痺、脳症、アナフィラキシーショック、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、血小板減少性紫斑病、急性腎障害、尿細管間質性腎炎、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、呼吸抑制、間質性肺炎、肝炎、肝機能障害、黄疸、急性膵炎、アナフィラキシー、呼吸困難、血管性浮腫、播種性血管内凝固症候群、DIC、無呼吸

上記以外の副作用

嘔吐、腹痛、胃痛、心窩部痛、胃不快感、胸痛、全身倦怠感、頭痛、浮腫、肺炎、過敏症、水疱、固定薬疹、光線過敏症、出血、白血球増多、好塩基球増多、リンパ球減少、血小板増多、肝腫大、乏尿、膿尿、結晶尿、尿閉、排尿困難、胃炎、消化不良、舌炎、口渇、便秘、鼓腸放屁、感情鈍麻、うつ状態、集中力障害、徘徊、離人症、興奮、健忘、不眠、言語障害、独語、異常感覚、運動失調、歩行異常、不随意運動、眼振、不整脈、血圧低下、関節痛、筋肉痛、失神、脱力感、筋力低下、注射部炎症、咽頭炎、喘鳴、胸水、疼痛、難聴、結膜炎、視力異常、味覚障害、脱毛、発汗、低ナトリウム血症、血清アルブミン低下、AG比低下、血清カリウム値上昇、紫斑、そう痒、顆粒球減少、好酸球増多、リンパ球増多、蛋白尿、血尿、尿円柱、下痢、軟便、食欲不振、傾眠、見当識障害、情動失禁、そう状態、多弁、不安、れん縮、しびれ感、振戦、めまい、眠気、頻脈、動悸、血圧上昇、蒼白、ほてり、悪寒、注射部壊死、血清トリグリセライド値上昇、血清コレステロール値上昇、血清蛋白低下、尿糖

ゾビラックス点滴静注用250の用法・用量

  • 〈単純ヘルペスウイルス及び水痘・帯状疱疹ウイルスに起因する次記感染症:免疫機能の低下した患者(悪性腫瘍・自己免疫疾患など)に発症した単純疱疹・水痘・帯状疱疹、脳炎・髄膜炎〉[成人]通常、成人にはアシクロビルとして1回体重1kg当たり5mgを1日3回、8時間毎に1時間以上かけて、7日間点滴静注する
    • なお、脳炎・髄膜炎においては、必要に応じて投与期間の延長もしくは増量ができる
  • ただし、上限は1回体重1kg当たり10mgまでとする
  • [小児]通常、小児にはアシクロビルとして1回体重1kg当たり5mgを1日3回、8時間毎に1時間以上かけて、7日間点滴静注する
    • なお、必要に応じて増量できるが、上限は1回体重1kg当たり20mgまでとする
  • さらに、脳炎・髄膜炎においては、投与期間の延長もできる
  • 〈新生児単純ヘルペスウイルス感染症〉通常、新生児にはアシクロビルとして1回体重1kg当たり10mgを1日3回、8時間毎に1時間以上かけて、10日間点滴静注する
    • なお、必要に応じて投与期間の延長もしくは増量ができる
  • ただし、上限は1回体重1kg当たり20mgまでとする
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤の投与は、発病初期に近いほど効果が期待できるので、早期に投与を開始することが望ましい
  • 7.2. クレアチニンクリアランスに応じた本剤の投与間隔及び減量の標準的な目安は次のとおりである(外国人データ)〔8.重要な基本的注意、9.2.1、9.8高齢者の項、13.1、16.6.1参照〕
  • 1). クレアチニンクリアランス>50mL/min/1.73㎡:標準1回投与量に対応する百分率100%、投与間隔8時間
  • 2). クレアチニンクリアランス25~50mL/min/1.73㎡:標準1回投与量に対応する百分率100%、投与間隔12時間
  • 3). クレアチニンクリアランス10~25mL/min/1.73㎡:標準1回投与量に対応する百分率100%、投与間隔24時間
  • 4). クレアチニンクリアランス0~10mL/min/1.73㎡:標準1回投与量に対応する百分率50%、投与間隔24時間
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ゾビラックス点滴静注用250の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ゾビラックス点滴静注用250の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
プロベネシド 本剤の排泄が抑制、本剤の平均血漿中半減期が18%延長し平均血漿中濃度曲線下面積が40%増加
シメチジン アシクロビルの排泄が抑制、アシクロビルの平均血漿中濃度曲線下面積が27%増加
ミコフェノール酸モフェチル 本剤及びミコフェノール酸 モフェチル代謝物の排泄が抑制、両方の平均血漿中濃度曲線下面積が増加
テオフィリン 中毒症状

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ゾビラックス点滴静注用250に関係する解説

ヘルペスウイルス感染症治療薬

  • ゾビラックス点滴静注用250は、ヘルペスウイルス感染症治療薬に分類される。
  • ヘルペスウイルス感染症治療薬とは、ウイルス増殖に必要なDNAの複製を阻害することで、ヘルペスウイルスの増殖を抑え単純疱疹や水痘、帯状疱疹などを治療する薬。

ヘルペスウイルス感染症治療薬の代表的な商品名

  • ゾビラックス
  • バルトレックス
  • ファムビル
  • アメナリーフ
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