処方薬
イスコチン注100mg

イスコチン注100mgの基本情報

イスコチン注100mgの概要

商品名 イスコチン注100mg
一般名 イソニアジド注射液
薬価・規格 94.0円 (100mg1管)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
製造会社 アルフレッサ ファーマ
ブランド イスコチン錠100mg 他
YJコード 6222400A1035
レセプト電算コード 620008358
添付文書PDFファイル

イスコチン注100mgの主な効果と作用

  • 結核菌の増殖をおさえる働きがあります。
  • 結核の治療に用いるお薬です。

イスコチン注100mgの用途

イスコチン注100mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

AST上昇、ALT上昇、出血傾向、喀血、血痰、鼻出血、眼底出血、頭痛、めまい、倦怠感、食欲不振

起こる可能性のある重大な副作用

劇症肝炎、重篤な肝障害、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、紅皮症、剥脱性皮膚炎、薬剤性過敏症症候群、発疹、発熱、肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現、ヒトヘルペスウイルス6再活性化、HHV-6再活性化、ウイルス再活性化、SLE様症状、紅斑、筋肉痛、関節痛、胸部痛、間質性肺炎、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、腎不全、間質性腎炎、ネフローゼ症候群、皮疹、乏尿、浮腫、蛋白尿、腎機能検査値異常、無顆粒球症、血小板減少、痙攣、視神経炎、視神経萎縮、視力低下、中心暗点、末梢神経炎、四肢異常感覚、しびれ感、知覚障害、腱反射低下、筋力低下、筋萎縮

上記以外の副作用

悪心、嘔吐、胃部膨満感、腹痛、便秘、過敏症、女性化乳房、乳汁分泌、月経障害、インポテンス、黄疸、貧血、赤芽球癆、白血球減少、精神障害、せん妄、抑うつ、記憶力低下、幻覚、感情異常、興奮、小脳障害、平衡障害、運動失調、企図振戦、言語障害、眼球運動障害、嚥下障害

イスコチン注100mgの用法・用量

  • 通常成人は、イソニアジドとして1日量200~500mg(4~10mg/kg)を筋肉内又は静脈内注射する
  • 髄腔内、胸腔内注入又は局所分注の場合には1回50~200mgを使用する
  • 年齢、症状により適宜増減する
    • なお、他の抗結核薬と併用することが望ましい
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

イスコチン注100mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

イスコチン注100mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
抗結核剤 重篤な肝障害
リファンピシン類 重篤な肝障害
クマリン系抗凝血剤 作用を増強しプロトロンビン時間の延長
ワルファリン 作用を増強しプロトロンビン時間の延長
抗てんかん剤 作用を増強し中毒症状
フェニトイン 作用を増強し中毒症状
カルバマゼピン 作用を増強し中毒症状、本剤の肝毒性が増強
経口糖尿病剤 血糖降下作用を減弱又は増強
インスリン製剤 血糖降下作用を減弱又は増強
ジスルフィラム 協調困難、情緒障害
サイクロセリン めまい・眠気等の中枢神経系の副作用を増強
シクロスポリン 作用が減弱
イトラコナゾール 作用が減弱
レボドパ 作用が減弱
血圧降下剤 作用を増強
交感神経作動薬 作用を増強
副交感神経抑制剤 作用を増強
三環系抗うつ剤 作用を増強
ペチジン塩酸塩 呼吸抑制、低血圧、昏睡、痙攣

飲食物との組み合わせ注意

  • チラミンを含むもの<コーヒー、そら豆、チーズ、ビール、赤ワイン など>
  • ヒスチジン(アミノ酸の一種)を含むもの<かつお、まぐろ、ぶり(はまち)、大豆、小麦 など>

イスコチン注100mgと主成分が同じ薬

  • 注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
    薬価 94.0円 (100mg1管)
    薬の形状 注射薬 > 液剤 > 注射液
    製造会社 アルフレッサ ファーマ
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