処方薬
アプテシンカプセル150mg
後発

アプテシンカプセル150mgの基本情報

アプテシンカプセル150mgの概要

商品名 アプテシンカプセル150mg
一般名 リファンピシンカプセル
薬価・規格 16.2円 (150mg1カプセル)
薬の形状
内用薬 > カプセル剤 > カプセル
内用薬 > カプセル剤 > カプセルのアイコン
製造会社 科研製薬
YJコード 6164001M1208
レセプト電算コード 620008583
識別コード KC-245KC-245
添付文書PDFファイル

アプテシンカプセル150mgの主な効果と作用

  • ハンセン病を治療するお薬です。
  • 肺結核やその他の結核を治療するお薬です。
  • 結核菌やらい菌のRNA合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。
  • マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症を含む非結核性抗酸菌症を治療するお薬です。
  • 非結核性抗酸菌症の原因となる細菌の増殖をおさえる働きがあります。

アプテシンカプセル150mgの用途

アプテシンカプセル150mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

胃不快感、嘔吐、胃腸障害、下痢、食欲不振、悪心、胃痛、黄疸、AST上昇、ALT上昇、発疹

起こる可能性のある重大な副作用

劇症肝炎、重篤な肝障害、ショック、アナフィラキシー、悪寒、顔面潮紅、呼吸困難、腎不全、間質性腎炎、ネフローゼ症候群、溶血性貧血、無顆粒球症、血小板減少、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、扁平苔癬型皮疹、天疱瘡様皮疹、類天疱瘡様皮疹、紅皮症、剥脱性皮膚炎、間質性肺炎

上記以外の副作用

尿蛋白、顆粒球減少、出血傾向、好酸球増多、不眠、頭痛、眩暈、全身倦怠感、しびれ感、過敏症、発熱、かぜ様症候群、蕁麻疹、血尿、出血性糜爛性胃炎、いらいら感、傾眠、錯乱、月経異常、甲状腺機能低下症、副腎機能不全、筋脱力、手指のこわばり、浮腫、運動失調、尿着色、便着色

アプテシンカプセル150mgの用法・用量

  • 1.肺結核及びその他の結核症:リファンピシンとして1回450mg(力価)を1日1回毎日経口投与する
    • 但し、感性併用剤のある場合は週2日投与でもよい
  • 原則として朝食前空腹時投与とし、年齢、症状により適宜増減する
    • また、肺結核及びその他の結核症の場合、他の抗結核剤との併用が望ましい
  • 2.MAC症を含む非結核性抗酸菌症:リファンピシンとして1回450mg(力価)を1日1回毎日経口投与する
  • 原則として朝食前空腹時投与とし、年齢、症状、体重により適宜増減するが、1日最大量は600mg(力価)を超えない
  • 3.ハンセン病:リファンピシンとして1回600mg(力価)を1カ月に1~2回又は1回450mg(力価)を1日1回毎日経口投与する
  • 原則として朝食前空腹時投与とし、年齢、症状により適宜増減する
    • また、ハンセン病の場合、他の抗ハンセン病剤と併用する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

アプテシンカプセル150mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 重篤な肝障害
    • 胆道閉塞症
    • プラジカンテル投与中
    • ボリコナゾール投与中
    • ネルフィナビルメシル酸塩投与中
    • インジナビル硫酸塩エタノール付加物投与中
    • サキナビルメシル酸塩投与中
    • アタザナビル硫酸塩投与中
    • ホスアンプレナビルカルシウム水和物投与中
    • タダラフィル<アドシルカ>投与中
    • テラプレビル投与中
    • リルピビリン塩酸塩投与中
    • エルビテグラビル含有製剤投与中
    • コビシスタット含有製剤投与中
    • シメプレビルナトリウム投与中
    • アスナプレビル投与中
    • バニプレビル投与中
    • ダクラタスビル塩酸塩投与中
    • ソホスブビル投与中
    • マシテンタン投与中
    • オムビタスビル水和物・パリタプレビル水和物・リトナビル投与中
    • エルバスビル投与中
    • グラゾプレビル水和物投与中
    • チカグレロル投与中
    • レジパスビル アセトン付加物・ソホスブビル投与中
    • 肝障害
    • 副腎皮質不全
    • 慢性甲状腺炎
    • 一時中止し再投与
    • 間欠投与
    • ポルフィリン症

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

アプテシンカプセル150mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
タダラフィル<肺高血圧症を適応とする場合> 作用が減弱
マシテンタン 作用が減弱
チカグレロル 作用が減弱
ボリコナゾール 作用が減弱
硫酸インジナビルエタノール付加物 作用が減弱
サキナビルメシル酸塩 作用が減弱
メシル酸ネルフィナビル 作用が減弱
ホスアンプレナビルカルシウム水和物 作用が減弱
硫酸アタザナビル 作用が減弱
リルピビリン塩酸塩 作用が減弱
エルビテグラビルを含有する製剤 作用が減弱
コビシスタットを含有する製剤 作用が減弱
テラプレビル 作用が減弱
シメプレビルナトリウム 作用が減弱
ダクラタスビル塩酸塩 作用が減弱
アスナプレビル 作用が減弱
ソホスブビルを含む製剤 作用が減弱
レジパスビル アセトン付加物・ソホスブビル 作用が減弱
オムビタスビル水和物・パリタプレビル水和物・リトナビル 作用が減弱
エルバスビル 作用が減弱
プラジカンテル 作用が減弱
ベンゾジアゼピン系化合物 作用が減弱
ジアゼパム 作用が減弱
ミダゾラム 作用が減弱
トリアゾラム 作用が減弱
不眠症治療薬 作用が減弱
酒石酸ゾルピデム 作用が減弱
ゾピクロン 作用が減弱
抗てんかん剤 作用が減弱
フェニトイン 作用が減弱
カルバマゼピン 作用が減弱
ラモトリギン 作用が減弱
ブプレノルフィン 作用が減弱
イストラデフィリン 作用が減弱
抗精神病薬 作用が減弱
ハロペリドール 作用が減弱
ブロムペリドール 作用が減弱
オランザピン 作用が減弱
フマル酸クエチアピン 作用が減弱
クロザピン 作用が減弱
塩酸ノルトリプチリン 作用が減弱
ミルタザピン 作用が減弱
塩酸ドネペジル 作用が減弱
スボレキサント 作用が減弱
チザニジン塩酸塩 作用が減弱
ジギタリス剤 作用が減弱
キニジン硫酸塩水和物 作用が減弱
メキシレチン塩酸塩 作用が減弱
ジソピラミド 作用が減弱
塩酸プロパフェノン 作用が減弱
塩酸ピルジカイニド 作用が減弱
β-遮断剤 作用が減弱
酒石酸メトプロロール 作用が減弱
プロプラノロール 作用が減弱
トルバプタン 作用が減弱
ブナゾシン塩酸塩 作用が減弱
エプレレノン 作用が減弱
カルベジロール 作用が減弱
アゼルニジピン 作用が減弱
マレイン酸エナラプリル 作用が減弱
臭化水素酸エレトリプタン 作用が減弱
カルシウム拮抗剤 作用が減弱
ベラパミル 作用が減弱
ニフェジピン 作用が減弱
クロフィブラート 作用が減弱
フルバスタチンナトリウム 作用が減弱
高脂血症用薬<CYP3A4で代謝される薬剤> 作用が減弱
シンバスタチン 作用が減弱
ボセンタン 作用が減弱
トレプロスチニル 作用が減弱
テオフィリン 作用が減弱
5-HT3受容体拮抗型制吐薬 作用が減弱
オンダンセトロン塩酸塩水和物 作用が減弱
NK1受容体拮抗型制吐薬 作用が減弱
ホスアプレピタントメグルミン 作用が減弱
塩酸セビメリン水和物 作用が減弱
副腎皮質ホルモン剤 作用が減弱
黄体・卵胞ホルモン剤 作用が減弱
PDE5阻害薬 作用が減弱
シルデナフィル 作用が減弱
塩酸バルデナフィル 作用が減弱
タダラフィル<シアリス・ザルティア> 作用が減弱
過活動膀胱治療薬 作用が減弱
コハク酸ソリフェナシン 作用が減弱
ミラベグロン 作用が減弱
ジアフェニルスルホン 作用が減弱
クマリン系抗凝血剤 作用が減弱
リバーロキサバン 作用が減弱
アピキサバン 作用が減弱
デフェラシロクス 作用が減弱
カナグリフロジン水和物 作用が減弱
CYP3A4等で代謝される経口糖尿病薬 作用が減弱
ミコフェノール酸モフェチル 作用が減弱
シクロスポリン 作用が減弱
タクロリムス水和物 作用が減弱
トファシチニブクエン酸塩 作用が減弱
エリグルスタット酒石酸塩 作用が減弱
抗悪性腫瘍薬<CYP3A4等で代謝される薬剤> 作用が減弱
塩酸イリノテカン 作用が減弱
クエン酸タモキシフェン 作用が減弱
クエン酸トレミフェン 作用が減弱
メシル酸イマチニブ 作用が減弱
ゲフィチニブ 作用が減弱
ラパチニブトシル酸塩水和物 作用が減弱
レトロゾール 作用が減弱
エンザルタミド 作用が減弱
クラリスロマイシン 作用が減弱
クロラムフェニコール 作用が減弱
塩酸ドキシサイクリン 作用が減弱
HIVプロテアーゼ阻害剤<IDV・SQV・NFV・FPV・ATVは禁忌> 作用が減弱
リトナビル 作用が減弱
ロピナビル 作用が減弱
ネビラピン 作用が減弱
マラビロク 作用が減弱
エファビレンツ 作用が減弱
ジドブジン製剤 作用が減弱
ラルテグラビルカリウム 作用が減弱
塩酸テルビナフィン 作用が減弱
アゾール系抗真菌薬<ボリコナゾールは禁忌> 作用が減弱
フルコナゾール 作用が減弱
オキシコドン塩酸塩水和物 作用が減弱
メサドン塩酸塩 作用が減弱
バニプレビル 血中濃度が上昇、血中濃度が併用初期よりも低下
グラゾプレビル 血中濃度が上昇、血中濃度が低下
ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩 血中濃度が低下
アセトアミノフェン 肝障害
ピタバスタチンカルシウム Cmax及びAUCが上昇
レフルノミド 活性代謝物のCmaxが上昇
カスポファンギン酢酸塩 AUCが上昇
カスポファンギン トラフ濃度が低下
抗結核剤 重篤な肝障害
イソニアジド 重篤な肝障害
エタンブトール塩酸塩 視力障害を増強
リネゾリド Cmax及びAUCが低下
ドルテグラビルナトリウム 血漿中濃度が低下
アトバコン 血中濃度が約53%低下しt1/2は約33時間短縮

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