処方薬
コアキシン注射用1g
後発

コアキシン注射用1gの基本情報

コアキシン注射用1gの概要

商品名 コアキシン注射用1g
一般名 セファロチンナトリウム注射用
薬価・規格 405.0円 (1g1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 ケミックス
ブランド コアキシン注射用1g 他
YJコード 6132403D2121
レセプト電算コード 620005674
添付文書PDFファイル

コアキシン注射用1gの主な効果と作用

  • セフェム系の抗生物質です。細菌の細胞壁の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。
  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。

コアキシン注射用1gの用途

コアキシン注射用1gの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

下痢、過敏症、発疹、蕁麻疹、紅斑、そう痒、リンパ腺腫脹、関節痛、顆粒球減少、血小板減少、BUN上昇

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、全身潮紅、浮腫、急性腎障害、重篤な腎障害、溶血性貧血、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、間質性肺炎、PIE症候群、発熱、咳嗽、胸部X線異常、好酸球増多、痙攣、神経症状、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群

上記以外の副作用

クレアチニン上昇、乏尿、蛋白尿、肝障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、悪心、嘔吐、食欲不振、菌交代症、口内炎、カンジダ症、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向、ビタミンB群欠乏症状、舌炎、神経炎、頭痛、眩暈、全身倦怠感

コアキシン注射用1gの用法・用量

  • セファロチンとして、症状により1日1~6g(力価)を4~6回に分割し、静脈内又は筋肉内注射する
    • なお、筋肉内注射の際は、疼痛ならびに硬結を避けるため、大腿筋又は臀筋の深部に注射する
  • 間欠投与が必要な場合は、0.5~1g(力価)を10mLの生理食塩液に溶かし、3~4分間で徐々に静脈内に注入するか、補液中の患者では管の途中から注入する
  • 1日投与量全部を1日の全補液に溶解して点滴静注してもよい
  • 幼小児には、1日20~80mg(力価)/kgを分割投与する
    • なお、症状に応じて適宜増減する
  • <注射液の調製法>1.溶解:本剤1g(力価)に5mL以上の注射用水、生理食塩液、あるいは5%ブドウ糖注射液を加え、よく振盪して溶解する
  • 5mL未満では溶けにくく澄明な溶液にはならない
  • 点滴静注を行う場合、注射用水を用いると溶液が等張とならないため用いない
  • 2.保存:時間の経過と共に淡黄色から褐色に変化することがあるので、溶解後はなるべく速やかに使用する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

コアキシン注射用1gの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

コアキシン注射用1gの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
利尿剤 腎障害が発現・悪化
フロセミド 腎障害が発現・悪化

コアキシン注射用1gと主成分が同じ薬

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    製造会社 ケミックス
    後発
  • 注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
    薬価 405.0円 (1g1瓶)
    薬の形状 注射薬 > 散剤 > 注射用
    製造会社 ケミックス
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コアキシン注射用1gに関係する解説

セフェム系抗菌薬

  • コアキシン注射用1gは、セフェム系抗菌薬に分類される。
  • セフェム系抗菌薬とは、細菌の細胞壁合成を阻害し細菌を殺すことで抗菌作用をあらわす薬。

セフェム系抗菌薬の代表的な商品名

  • ケフラール
  • パンスポリン
  • セフゾン
  • フロモックス
  • メイアクト
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