ベプリコール錠100mgの基本情報

関連する可能性がある病気です。

• 心臓に直接働いて、心臓の筋肉の異常な収縮をおさえる働きがあります。
• 血管や心臓の筋肉を収縮させるカルシウムの働きをおさえ、血管をひろげる働きがあります。
• 脈の乱れ（不整脈）を整えるお薬です。
• 胸の圧迫感や胸痛といった狭心症などの発作を予防またはやわらげるお薬です。

• 狭心症
• 頻脈性不整脈＜心室性＞
• 持続性心房細動

ベプリコール錠100mgの副作用

主な副作用

徐脈、T波異常、動悸、AST上昇、ALT上昇、Al－P上昇、γ－GTP上昇、肝機能異常、白血球減少、頭痛、めまい

起こる可能性のある重大な副作用

QT延長、心室頻拍、Torsade de pointes、心室細動、アダムス・ストークス症候群、無顆粒球症、発熱、下痢、貧血、全身倦怠、致死的、咳嗽、呼吸困難、肺音異常、捻髪音、洞停止、房室ブロック、間質性肺炎

上記以外の副作用

ふらつき感、嘔気、胃部不快感、腹部不快感、食欲不振、便秘、胸やけ、口渇、過敏症、発疹、倦怠感、排尿障害、胸部不快感、ほてり、失神発作

ベプリコール錠100mgの用法・用量

• 〈持続性心房細動〉通常、成人にはベプリジル塩酸塩水和物として、1日100mgから投与を開始し、効果が不十分な場合は200mgまで増量し、1日2回に分けて経口投与する
  • なお、年齢、症状により適宜減量する
• 〈頻脈性不整脈（心室性）及び狭心症〉通常、成人にはベプリジル塩酸塩水和物として、1日200mgを1日2回に分けて経口投与する
  • なお、年齢、症状により適宜増減する

病気や症状に応じた注意喚起

• 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 著明なQT延長
  • 高度刺激伝導障害
  • 高度洞房ブロック
  • 著明な洞性徐脈
  • イトラコナゾール投与中
  • リトナビル投与中
  • 高度房室ブロック
  • アミオダロン塩酸塩＜注射＞投与中
  • サキナビルメシル酸塩投与中
  • アタザナビル硫酸塩投与中
  • ホスアンプレナビルカルシウム水和物投与中
  • エリグルスタット酒石酸塩投与中
  • うっ血性心不全
  • シポニモドフマル酸投与中
  • 過度に血圧の低い
  • 重篤な心室機能障害
  • U波を認めた
  • 脚ブロック
  • クモ膜下出血
  • 血清カリウム低下
  • 重篤な肝機能障害
  • 重篤な腎機能障害
  • 心筋梗塞
  • 心筋症
  • 心房粗動
  • 頭蓋内出血
  • 低カリウム血症
  • 電解質異常
  • 弁膜症
  • 基礎心疾患
  • 血清マグネシウム低下
  • 基礎心疾患があり心不全
  • 心筋梗塞があり心不全
  • 心筋症があり心不全
  • 弁膜症があり心不全
  • 洞房ブロック＜高度洞房ブロックを除く＞
  • 房室ブロック＜高度房室ブロックを除く＞
  • 器質的心疾患のある持続性心房細動
  • 虚血性心疾患のある持続性心房細動
  • 抗不整脈薬を併用
  • 刺激伝導障害＜高度刺激伝導障害を除く＞
  • 心筋症のある持続性心房細動

患者の属性に応じた注意喚起

• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 妊婦・産婦
  • 高齢者
  • 授乳婦
  • 新生児(低出生体重児を含む)
  • 乳児
  • 幼児・小児

年齢や性別に応じた注意喚起

• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 高齢者(65歳〜)
• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 小児等(0歳〜14歳)