処方薬
アテノロール錠25mg「ツルハラ」
後発

アテノロール錠25mg「ツルハラ」の基本情報

アテノロール錠25mg「ツルハラ」の概要

商品名 アテノロール錠25mg「ツルハラ」
一般名 アテノロール25mg錠
薬価・規格 5.9円 (25mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 鶴原製薬
ブランド アテノロール錠25mg「ツルハラ」 他
YJコード 2123011F1368
レセプト電算コード 620254426
識別コード A54
添付文書PDFファイル

アテノロール錠25mg「ツルハラ」の主な効果と作用

  • 血圧を下げるお薬です。
  • 脈の乱れ(不整脈)を整えるお薬です。
  • 心臓に働いて血液の拍出量を減らし、血圧を下げ、心臓の負担を少なくする働きがあります。
  • 胸の圧迫感や胸痛といった狭心症などの発作を予防またはやわらげるお薬です。

アテノロール錠25mg「ツルハラ」の用途

アテノロール錠25mg「ツルハラ」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

低血圧、視力異常、頭痛、めまい、口渇、嘔吐、食欲不振、下痢、便秘、腹痛、倦怠

起こる可能性のある重大な副作用

呼吸困難、喘鳴、徐脈、心不全、心胸比増大、房室ブロック、洞房ブロック、失神、起立性低血圧、血小板減少症、紫斑病、気管支痙攣

上記以外の副作用

過敏症、発疹、そう痒、霧視、涙液分泌減少、胸部圧迫感、動悸、四肢冷感、レイノー症状、間欠性跛行、眩暈、不眠、眠気、錯乱、悪夢、気分変化、精神変調、腹部不快感、軟便、AST上昇、ALT上昇、胆汁うっ滞性肝炎、BUN上昇、クレアチニン上昇、脱力感、しびれ感、浮腫、末梢性浮腫、高脂血症、脱毛、冷汗、頻尿、高血糖、高尿酸血症、乾癬様皮疹、乾癬悪化、抗核抗体陽性化、勃起障害、うつ状態、神経病性うつ病、耳鳴、耳痛、悪心、嘔気、CK上昇、CPK上昇

アテノロール錠25mg「ツルハラ」の用法・用量

  • 通常成人には2錠(アテノロールとして50mg)を1日1回経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減できるが、最高量は1日1回4錠(100mg)までとする
  • (用法及び用量に関連する注意)褐色細胞腫又はパラガングリオーマの患者では、α遮断剤で初期治療を行った後に本剤を投与し、常にα遮断剤を併用すること〔2.9、9.1.9参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

アテノロール錠25mg「ツルハラ」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 壊疽
    • 過敏症
    • 肺高血圧による右心不全
    • 心原性ショック
    • 代謝性アシドーシス
    • 低血圧症
    • 糖尿病性ケトアシドーシス
    • 洞不全症候群
    • 洞房ブロック
    • 未治療の褐色細胞腫
    • 未治療のパラガングリオーマ
    • 重度末梢循環障害
    • 高度又は症状を呈する徐脈
    • うっ血性心不全
    • 房室ブロック<2・3度>
    • 手術前48時間
    • 気管支痙攣
    • 気管支喘息
    • 重篤な腎障害
    • クレアチニン・クリアランス値が35mL/分以下
    • 糸球体ろ過値が35mL/分以下
    • 褐色細胞腫
    • 間欠性跛行症
    • 甲状腺中毒症
    • コントロール不十分な糖尿病
    • 重篤な肝障害
    • 徐脈
    • 長期間絶食状態
    • 低血糖症
    • 房室ブロック<1度>
    • 末梢循環障害
    • レイノー症候群
    • 異型狭心症
    • アナフィラキシーの既往歴
    • パラガングリオーマ

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

アテノロール錠25mg「ツルハラ」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
交感神経遮断剤 交感神経系の過剰の抑制<徐脈・心不全等>
レセルピン 交感神経系の過剰の抑制<徐脈・心不全等>
β-遮断剤 交感神経系の過剰の抑制<徐脈・心不全等>
血糖降下剤 血糖降下作用が増強、低血糖症状<頻脈等>をマスク
インスリン製剤 血糖降下作用が増強、低血糖症状<頻脈等>をマスク
トルブタミド 血糖降下作用が増強、低血糖症状<頻脈等>をマスク
アセトヘキサミド 血糖降下作用が増強、低血糖症状<頻脈等>をマスク
カルシウム拮抗剤 低血圧・徐脈・房室ブロック等の伝導障害、心不全、心停止、洞停止
ベラパミル 低血圧・徐脈・房室ブロック等の伝導障害、心不全、心停止、洞停止
ジルチアゼム 低血圧・徐脈・房室ブロック等の伝導障害、心不全、心停止、洞停止
ニフェジピン 低血圧・徐脈・房室ブロック等の伝導障害、心不全、心停止、洞停止
クラス1抗不整脈剤 心停止、洞停止、過度の心機能抑制<徐脈・心不全等>
ジソピラミド 心停止、洞停止、過度の心機能抑制<徐脈・心不全等>
プロカインアミド 心停止、洞停止、過度の心機能抑制<徐脈・心不全等>
アジマリン 心停止、洞停止、過度の心機能抑制<徐脈・心不全等>
3群不整脈用剤 心停止、洞停止、過度の心機能抑制<徐脈・心不全等>
アミオダロン 心停止、洞停止、過度の心機能抑制<徐脈・心不全等>
麻酔剤 心停止、洞停止、過度の心機能抑制<徐脈・心不全等>、反射性頻脈が弱まり低血圧のリスクが増強
セボフルラン 心停止、洞停止、過度の心機能抑制<徐脈・心不全等>、反射性頻脈が弱まり低血圧のリスクが増強
クロニジン 投与中止後のリバウンド現象<血圧上昇・頭痛・嘔気等>を増強
ジギタリス剤 房室伝導時間が延長し徐脈・房室ブロック
非ステロイド系抗炎症剤 本剤の降圧作用が減弱
インドメタシン製剤 本剤の降圧作用が減弱
交感神経作動薬 相互の薬剤の効果が減弱、血管収縮、血圧上昇
エピネフリン 相互の薬剤の効果が減弱、血管収縮、血圧上昇
フィンゴリモド 重度の徐脈、心ブロック

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アテノロール錠25mg「ツルハラ」に関係する解説

β遮断薬

  • アテノロール錠25mg「ツルハラ」は、β遮断薬に分類される。
  • β遮断薬とは、交感神経のβ受容体への遮断作用により血圧や心拍数などを抑えることで高血圧、狭心症、頻脈性不整脈などを改善する薬。

β遮断薬の代表的な商品名

  • インデラル
  • テノーミン
  • メインテート、ビソノ
  • セロケン、ロプレソール
  • ハイパジール
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