弱ペチロルファン注射液の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
不整脈、動悸、血圧変動、顔面潮紅、眠気、めまい、不穏、多幸感、幻覚、興奮、視調節障害
起こる可能性のある重大な副作用
依存性、あくび、くしゃみ、流涙、発汗、悪心、嘔吐、下痢、腹痛、散瞳、頭痛、不眠、不安、せん妄、振戦、全身筋肉痛、全身関節痛、呼吸促迫、退薬症候、ショック、アナフィラキシー、血圧低下、呼吸困難、意識低下、呼吸抑制、息切れ、呼吸緩慢、不規則呼吸、呼吸異常、錯乱、痙攣、無気肺、気管支痙攣、喉頭浮腫、麻痺性イレウス、中毒性巨大結腸
上記以外の副作用
眼瞼偽下垂症、口渇、便秘、過敏症、発疹、そう痒感、静脈炎、発赤、排尿障害、頭蓋内圧亢進
弱ペチロルファン注射液の用法・用量
- 〈激しい疼痛時における鎮痛・鎮静・鎮痙に用いる場合〉通常、成人には、ペチジン塩酸塩として、1回35~50mgを皮下又は筋肉内に注射する
- 特に急を要する場合には、緩徐に静脈内に注射する
- 〈麻酔前投薬に用いる場合〉通常、麻酔前30~90分にペチジン塩酸塩として、50~100mgを皮下又は筋肉内に注射する
- 〈全身麻酔の補助に用いる場合〉通常、5%ブドウ糖注射液又は生理食塩液で、1mL当りペチジン塩酸塩として、10mgを含有するように希釈し、ペチジン塩酸塩として、10~15mgずつ間歇的に静脈内に注射する
- なお、投与量は場合によりペチジン塩酸塩として50mgまで増量することもある
- 〈無痛分娩に用いる場合〉通常、子宮口二横指開大ないし全開時に、ペチジン塩酸塩として、70~100mgを皮下又は筋肉内に注射する
- なお、必要に応じて3~4時間ごとに35~70mgずつ1~2回追加する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
| 薬剤名 |
影響 |
| MAO阻害剤<イソニアジド以外> |
興奮、錯乱、呼吸循環不全 |
| ナルメフェン塩酸塩水和物 |
本剤の離脱症状、本剤の効果が減弱 |
| 中枢抑制剤 |
呼吸抑制、低血圧、顕著な鎮静、昏睡 |
| フェノチアジン系薬剤 |
呼吸抑制、低血圧、顕著な鎮静、昏睡 |
| バルビツール酸誘導体 |
呼吸抑制、低血圧、顕著な鎮静、昏睡 |
| 吸入麻酔剤 |
呼吸抑制、低血圧、顕著な鎮静、昏睡 |
| 三環系抗うつ剤 |
呼吸抑制、低血圧、顕著な鎮静、昏睡 |
| β-遮断剤 |
呼吸抑制、低血圧、顕著な鎮静、昏睡 |
| プロプラノロール |
呼吸抑制、低血圧、顕著な鎮静、昏睡 |
| エタノール摂取 |
呼吸抑制、低血圧、顕著な鎮静、昏睡 |
| イソニアジド |
呼吸抑制、低血圧、昏睡、痙攣 |
| アンフェタミン |
呼吸抑制、低血圧、昏睡、痙攣 |
| クマリン系抗凝血剤 |
抗凝血作用が増強 |
| ワルファリンカリウム |
抗凝血作用が増強 |
| 抗コリン作用を有する薬剤 |
麻痺性イレウスに至る重篤な便秘、尿貯留 |
| 硫酸アトロピン |
麻痺性イレウスに至る重篤な便秘、尿貯留 |
| セロトニン作用薬 |
セロトニン症候群、セロトニン作用による症状 |
| 選択的セロトニン再取り込み阻害剤 |
セロトニン症候群、セロトニン作用による症状 |
| セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤 |
セロトニン症候群、セロトニン作用による症状 |
| 尿アルカリ化剤 |
ペチジン塩酸塩の作用が増強 |
| 炭酸水素ナトリウム |
ペチジン塩酸塩の作用が増強 |