処方薬
放射性ヨウ化人血清アルブミン注射液

放射性ヨウ化人血清アルブミン注射液の基本情報

放射性ヨウ化人血清アルブミン注射液の概要

商品名 放射性ヨウ化人血清アルブミン注射液
一般名 ヨウ化人血清アルブミン(131I)注射液
薬価・規格 3238.0円 (1MBq)
薬の形状
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製造会社 富士フイルム富山化学
YJコード 4300424A1021
レセプト電算コード 644310142
添付文書PDFファイル

放射性ヨウ化人血清アルブミン注射液の主な効果と作用

  • 検査(体を流れる血液の量など)に用いるお薬です。

放射性ヨウ化人血清アルブミン注射液の用途

  • 血液循環時間測定
  • 循環血液量測定
  • 循環血漿量測定
  • 心拍出量測定

放射性ヨウ化人血清アルブミン注射液の用法・用量

  • 1.循環血漿量の測定:本品0.185~0.74MBqを静注し、10~15分後採血し血漿中の放射能を計測する
  • 注射全放射能と10~15分後血漿中放射能から希釈法の原理に従って次式により循環血漿量を算出する
  • 循環血漿量(mL)=(注射液を希釈したもの1mLあたりの計数値÷注射後血漿1mLあたりの計数値)×希釈倍数×注射量(mL)
  • 2.循環血液量の測定:循環血漿量を求めたのち、ヘマトクリット値(Ht)から次式により算出する
  • 循環血液量(mL)=[循環血漿量÷{100-Ht(%)}]×100
  • 3.血液循環時間の測定:本品0.185~1.85MBqを可及的速やかに注射し、ガンマカメラ又は指向性シンチレーション検出器を測定しようとする部位にあて、放射能の出現までに要する時間を測定する
  • 4.心拍出量の測定:本品0.185~1.85MBq静注後、ガンマカメラ又は指向性シンチレーション検出器を心臓部にあて、放射能を連続記録する
  • 注射5分後に採血し、体外計数値を較正する
  • 得られた希釈曲線をもとにして算出する
  • 心拍出量(mL/分)=[(注入した総計数値)×60]÷[(血液中の平均計数値)×{第一次循環に要する時間(秒)}]
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

放射性ヨウ化人血清アルブミン注射液の使用上の注意

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

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