処方薬
スガマデクス静注液200mgシリンジ「マルイシ」
後発
スガマデクス静注液200mgシリンジ「マルイシ」の基本情報
スガマデクス静注液200mgシリンジ「マルイシ」の概要
商品名 | スガマデクス静注液200mgシリンジ「マルイシ」 |
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一般名 | スガマデクスナトリウムキット |
薬価・規格 | 3003.0円 (200mg2mL1筒) |
薬の形状 |
注射薬 > キット類 > キット類
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製造会社 | 丸石製薬 |
YJコード | 3929409G1042 |
レセプト電算コード | 622969001 |
スガマデクス静注液200mgシリンジ「マルイシ」の主な効果と作用
- 筋肉の弛緩状態を改善するお薬です。
スガマデクス静注液200mgシリンジ「マルイシ」の用途
スガマデクス静注液200mgシリンジ「マルイシ」の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
徐脈、悪心、嘔吐、浮動性めまい、味覚異常、高血圧、低血圧、咳嗽、β-N-アセチル-D-グルコサミニダーゼ増加、尿中アルブミン陽性、尿中β2-ミクログロブリン増加
起こる可能性のある重大な副作用
気管支痙攣、ショック、アナフィラキシー、潮紅、蕁麻疹、紅斑性皮疹、喘鳴、血圧低下、頻脈、舌腫脹、咽頭浮腫、心室細動、心室頻拍、心停止、高度徐脈、冠動脈攣縮
上記以外の副作用
筋力低下、悪寒、体動、過敏症、そう痒、発疹
スガマデクス静注液200mgシリンジ「マルイシ」の用法・用量
- 通常、成人にはスガマデクスとして、浅い筋弛緩状態(筋弛緩モニターにおいて四連(TOF)刺激による2回目の収縮反応(T2)の再出現を確認した後)では1回2mg/kgを、深い筋弛緩状態(筋弛緩モニターにおいてポスト・テタニック・カウント(PTC)刺激による1~2回の単収縮反応(1-2PTC)の出現を確認した後)では1回4mg/kgを静脈内投与する
- また、ロクロニウム臭化物の挿管用量投与直後に緊急に筋弛緩状態からの回復を必要とする場合、通常、成人にはスガマデクスとして、ロクロニウム臭化物投与3分後を目安に1回16mg/kgを静脈内投与する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 筋弛緩モニターによる確認ができない場合は、十分な自発呼吸の発現を確認した後はスガマデクスとして2mg/kgを投与すること
- 十分な自発呼吸の発現を確認する前のロクロニウム臭化物による筋弛緩に対してはスガマデクスとして4mg/kgを投与するが、筋弛緩状態からの回復が遅延することがあるため、患者の状態を十分に観察すること
- なお、筋弛緩モニターによる確認ができない場合の自発呼吸の発現を確認する前のベクロニウム臭化物による筋弛緩に対する本剤の有効性及び安全性は確立されていない
- 7.2. ベクロニウム臭化物の挿管用量投与直後に緊急に筋弛緩状態からの回復を必要とする場合の本剤の有効性及び安全性は確立していない
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
スガマデクス静注液200mgシリンジ「マルイシ」の使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
スガマデクス静注液200mgシリンジ「マルイシ」の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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トレミフェン | 筋弛緩状態からの回復の遅延、筋弛緩の再発 |
経口避妊薬 | 作用が減弱 |
ノルエチステロン・エチニルエストラジオール | 作用が減弱 |
血液凝固阻止剤 | 抗凝固作用が増強 |
ワルファリン | 抗凝固作用が増強 |