処方薬
ニシスタゴンカプセル150mg
先発
ニシスタゴンカプセル150mgの基本情報
ニシスタゴンカプセル150mgの概要
商品名 | ニシスタゴンカプセル150mg |
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一般名 | システアミン酒石酸塩カプセル |
薬価・規格 | 573.5円 (150mg1カプセル) |
薬の形状 |
内用薬 > カプセル剤 > カプセル
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製造会社 | ヴィアトリス製薬 |
ブランド | ニシスタゴンカプセル50mg 他 |
YJコード | 3929009M2023 |
レセプト電算コード | 622366801 |
識別コード | MYLANCYSTAGON150 |
ニシスタゴンカプセル150mgの主な効果と作用
- 体内に蓄積されたシスチンを取り除く働きがあります。
- 腎性シスチン症を治療するお薬です。
ニシスタゴンカプセル150mgの用途
ニシスタゴンカプセル150mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
頭痛、悪心、嘔吐、γ-GTP増加、AST増加、ALT増加、ALP増加、肝機能検査値異常、下痢、腹痛、呼気臭
起こる可能性のある重大な副作用
中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、多形紅斑、良性頭蓋内圧亢進、偽性脳腫瘍、視神経乳頭浮腫、一過性視力障害、複視、エーラース・ダンロス症候群様症状、Ehlers-Danlos症候群様症状、痙攣、脳症、消化性潰瘍、消化管出血、間質性腎炎、腎不全、尿細管間質性腎炎
上記以外の副作用
消化不良、胃腸炎、食欲不振、皮膚臭異常、発疹、嗜眠、発熱、白血球減少症、関節過伸展、下肢痛、X脚、骨減少症、圧迫骨折、側弯症、傾眠、毛髪変色、皮膚線条、皮膚脆弱性、肘にモルスクム様偽腫瘍
ニシスタゴンカプセル150mgの用法・用量
- 通常、12歳未満の患者又は体重50kg未満の患者には、システアミンとして1日1.3g/㎡(体表面積)、体重50kgを超える12歳以上の患者には、システアミンとして1日2gを4回に分割し経口投与する
- 投与は少量より開始し、4~6週間以上かけて前記用量まで漸増する
- なお、患者の状態に応じて適宜増減するが、1日1.95g/㎡(体表面積)を上限とする
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 開始用量は推奨維持投与量の1/4~1/6量を目安とし、患者の状態、腎機能検査値(血中クレアチニン、クレアチニンクリアランス等)、白血球中シスチン濃度等を参考に用量を漸増して、維持用量を設定する
- 7.2. 維持用量設定後も、定期的に患者の状態、腎機能検査値(血中クレアチニン、クレアチニンクリアランス等)、白血球中シスチン濃度等を確認し、用量の調節を行うこと
- 7.3. 白血球中シスチン濃度を測定する際には、次の点に留意すること
- 7.3.1. 白血球中シスチン濃度を測定する際には、本剤投与5~6時間後をめどに測定すること
- 7.3.2. 高脂肪食摂取後又は高蛋白食摂取後に投与した場合、絶食時投与よりもCmax及びAUCが低下したとの報告があるため、白血球中シスチン濃度を測定する際には、食事の影響を考慮すること〔16.2.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ニシスタゴンカプセル150mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
飲食物との組み合わせ注意
- 酸性の飲料<オレンジジュース など>
- 脂肪が多い食事
- 蛋白質が多い食事