処方薬
アリクストラ皮下注1.5mg
先発
アリクストラ皮下注1.5mgの基本情報
アリクストラ皮下注1.5mgの概要
商品名 | アリクストラ皮下注1.5mg |
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一般名 | フォンダパリヌクスナトリウムキット |
薬価・規格 | 989.0円 (1.5mg0.3mL1筒) |
薬の形状 |
注射薬 > キット類 > キット類
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製造会社 | サンドファーマ |
ブランド | アリクストラ皮下注1.5mg 他 |
YJコード | 3339400G1029 |
レセプト電算コード | 620004874 |
アリクストラ皮下注1.5mgの主な効果と作用
- 血を固まりにくくし、血液の流れをよくするお薬です。
血小板 の働きをおさえて血を固まりにくくし、血液の流れをよくする働きがあります。
アリクストラ皮下注1.5mgの用途
アリクストラ皮下注1.5mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
血小板数増加、貧血、凝固障害、血小板減少症、高ビリルビン血症、頭痛、めまい、不安、傾眠、低血圧、便秘
起こる可能性のある重大な副作用
出血、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、後腹膜出血、頭蓋内出血、脳内出血、黄疸、ショック、アナフィラキシー、血圧低下、頻脈、蕁麻疹
上記以外の副作用
消化不良、下痢、嘔気、腹痛、嘔吐、胃炎、発疹、皮膚そう痒、発熱、浮腫、胸痛、下肢痛、潮紅、疲労、咳嗽、創部分泌、手術部位感染、低カリウム血症、紫斑、血小板異常、錯乱、局所反応、失神、アレルギー反応、呼吸困難
アリクストラ皮下注1.5mgの用法・用量
- 通常、成人には、フォンダパリヌクスナトリウムとして2.5mgを1日1回皮下投与する
- なお、腎障害のある患者に対しては、腎機能の程度に応じて1.5mg1日1回に減量する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤は皮下注射のみに使用し、筋肉内投与はしないこと
- 7.2. 本剤の初回投与は、手術後24時間を経過し、手術創等からの出血がないことを確認してから行うこと、また、投与後に患者の状態を十分に観察できるよう、夜間等に初回投与がなされないように配慮することが望ましい(なお、海外臨床試験において手術後6時間以内に本剤を投与したとき、出血の危険性が増大したとの報告がある)
- 7.3. 本剤の初回投与は、硬膜外カテーテル抜去あるいは腰椎穿刺から少なくとも2時間を経過してから行い、また、初回投与以降にこれらの処置を行う場合には、前回投与から十分な時間をあけ、かつ、予定した次回の投与の少なくとも2時間以上前に実施すること〔1.警告の項参照〕
- 7.4. 2回目以降の投与は、1日1回ほぼ一定の時刻に投与することが望ましいが、投与時刻を変更する場合には、前回の投与から少なくとも12時間以上の間隔をあけて投与すること
- 7.5. 本剤投与中は、臨床症状の観察や超音波検査等により、血栓塞栓症の有無を観察し、十分な歩行が可能となり静脈血栓塞栓症のリスクが減少するまで本剤を継続投与すること
- なお、下肢整形外科手術施行患者では15日間以上投与した場合の有効性及び安全性は、国内臨床試験においては検討されていない、腹部手術施行患者では9日間以上投与した場合の有効性及び安全性は、国内臨床試験においては検討されていない
- 7.6. クレアチニンクリアランス20~30mL/minの患者では、フォンダパリヌクスナトリウムとして1.5mgを1日1回皮下投与、クレアチニンクリアランス30~50mL/minの患者ではフォンダパリヌクスナトリウムとして2.5mgを1日1回皮下投与あるいはクレアチニンクリアランス30~50mL/minの患者で出血の危険性が高いと考えられる場合にはフォンダパリヌクスナトリウムとして1.5mgを1日1回皮下投与すること(外国人における成績による)〔9.2.2、16.6.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
アリクストラ皮下注1.5mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
アリクストラ皮下注1.5mgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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血液凝固阻止剤 | 出血の危険性を増大 |
ヘパリン製剤 | 出血の危険性を増大 |
低分子ヘパリン | 出血の危険性を増大 |
ワルファリン | 出血の危険性を増大 |
血小板凝集抑制作用を有する薬剤 | 出血の危険性を増大 |
アスピリン | 出血の危険性を増大 |
ジピリダモール | 出血の危険性を増大 |
チクロピジン塩酸塩 | 出血の危険性を増大 |
血栓溶解剤 | 出血の危険性を増大 |
ウロキナーゼ | 出血の危険性を増大 |
組織プラスミノゲンアクチベーター製剤 | 出血の危険性を増大 |