サージセル・アブソーバブル・ヘモスタットの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
発疹、発赤、皮膚炎、発熱、頭痛、刺激痛、焼けつくような痛み、くしゃみ
起こる可能性のある重大な副作用
骨再生抑制、嚢胞、神経障害、膨潤による圧迫、視力障害、異物反応、鼻粘膜壊死、鼻中隔穿孔、腸閉塞、尿管閉塞
サージセル・アブソーバブル・ヘモスタットの用法・用量
- 出血部位に適当量をあてるか充填する
- 止血の達成後、余剰分は可能な限り取り除く
- (用法及び用量に関連する注意)次の場合には、止血が達成された後、本剤を取り除くこと
- 7.1. 骨孔の周り、骨の境界、椎弓切除術創、脊髄周辺、視神経の周囲や視束交叉の周囲、気管等の狭窄しうる管状構造の近傍での止血補助の場合には、止血が達成された後、本剤を取り除くこと[前記部位へ留置した場合、本剤の膨潤による圧迫に伴う神経症状(麻痺や視力障害等)や狭窄に伴う症状(気管狭窄に伴う呼吸困難等)を起こすことがある]〔2.1、2.2、11.1.2、11.1.3参照〕
- 7.2. 肺葉切除、前頭骨破損の修復での止血補助の場合には、止血が達成された後、本剤を取り除くこと[前記部位へ留置した場合、本剤の一部が脊髄周辺や眼窩周辺の骨孔へ移動し、圧迫に伴う神経症状を起こすことがある]〔11.1.2参照〕
- 7.3. 骨折面での止血補助の場合には、止血が達成された後、本剤を取り除くこと[骨再生を妨げるため、嚢胞を形成することがある]〔2.2、11.1.1参照〕
- 7.4. 創腔に充填した場合には、止血が達成された後、本剤を取り除くこと[異物反応が発生する恐れを最小限にするため]
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
サージセル・アブソーバブル・ヘモスタットの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
硝酸銀 |
本剤の吸収が妨げられる |
腐食性薬物 |
本剤の吸収が妨げられる |
トロンビン |
止血効果が低下 |