処方薬
ビタC注25%

ビタC注25%の添付文書

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効果・効能

1.  ビタミンC欠乏症の予防及び治療(壊血病、メルレル・バロー病)、ビタミンCの需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患・妊産婦・授乳婦・はげしい肉体労働時など)。
1.  **次記疾患のうち、ビタミンC欠乏又はビタミンC代謝障害が関与すると推定される場合**:毛細血管出血(鼻出血・歯肉出血・血尿など)、薬物中毒、副腎皮質機能障害、骨折時の骨基質形成・骨折時の骨癒合促進、肝斑・雀卵斑・炎症後の色素沈着、光線過敏性皮膚炎。

    (2.の項の適応に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない)。

用法・用量

通常成人はアスコルビン酸として、1日50~2000mgを1~数回に分けて静脈内注射する。

なお、年齢・症状により適宜増減する。

副作用

使用上の注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(小児等)

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

(臨床検査結果に及ぼす影響)

    1. 各種の尿糖検査で、尿糖の検出を妨害することがある。
    1. 各種の尿検査(潜血、ビリルビン、亜硝酸塩)・便潜血反応検査で、偽陰性を呈することがある。

(適用上の注意)

    1. 薬剤投与時の注意
  1. 1.1. 投与経路:経口投与が困難な場合や緊急の場合、また、経口投与で効果が不十分と考えられる場合にのみ使用すること。また、投与経路は静脈内注射を原則とすること。なお、経口投与が可能で効果が十分と判断された場合には、速やかに経口投与にきりかえること。

  2. 1.2. 静脈内注射時:血管痛があらわれることがあるので、注射速度はできるだけ遅くすること。

(保管上の注意)

冷所保存。